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廃盤インングリッシュローズ 「アブラハム・ダービー」鉢植え③〜3月の作業

「アブラハム・ダービー」はカタログ落ちしたイングリッシュローズです。花色はアプリコットピンクですが、気温により濃いピンク〜淡いピンク、オレンジ色に近い色になることもあります。香りは強く、フルーツのような香りが1輪咲いただけでも辺りに漂います。これまでの栽培記録はこちら(「アブラハム・ダービー」①「アブラハム・ダービー」鉢植え②「アブラハム・ダービー」地植え②「アブラハム・ダービー」地植え③

3月上旬〜粒剤で害虫対策

暖かくなると害虫が増えてきます。この時期は新芽にアブラムシがつくことがあるので、害虫予防として「ベニカXガード粒剤」を撒きます。

これは土に混ぜるだけで害虫と病気を防いでくれる便利な粒剤です。便利なので本当はこれだけ使いたいくらいなのですが、他の薬剤同様に連続使用不可です。なので、薬剤散布のローテーションに組み入れます。

土の上に撒き、スコップで土と混ぜ合わせます。スプレーより遥かに簡単です。こういった撒くタイプの他の種類の薬剤が発売されたらいいな、と思います。

3月中旬

スプレーで黒星病を防ぐ

まだ葉が出ていませんが、この時期に薬剤散布することで、今後の黒星病の発生を予防する効果があるそうです。

他のバラの鉢も並べて、一度にスプレーします。まだ茎だけなので、すぐに終わります。

3月15日

新芽はこんな感じです。

3月19日

葉が出てきました。

3月下旬

3月28日、最高気温18度です。鉢植えにした「アブラハム・ダービー」の背が高くなりました。

下の写真は、去年の秋に「ぎふワールド・ローズ・ガーデン」に咲いていた「アブラハム・ダービー」です。背が高くなる品種なんですね。

葉も少しづつですが増えてきました。黒星病の出ていないきれいな葉です。「アブラハム・ダービー」は黒星病にかかることが多かったので、こんなにきれいな葉が見られると嬉しいです。

廃盤になってしまった「アブラハム・ダービー」ですが、変化する花色・大輪の大きな花・強い香りなど、魅力的なバラです。四季咲きで年中咲きますし。2株あるうちの地植えの方の調子が悪いので、この鉢植えが最後の1株になるかもしれません。

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