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花色が変化するバラ「ダフネ」④〜3月の作業

「ダフネ」は花色が、咲き始めのピンクから先進むと白、淡いグリーンへと変化する美しいバラです。花持ちがとてもよく、耐病性も高い育てやすいバラです。

3月上旬〜粒剤で病害虫対策

3月に入って新芽が出てくると、その新芽にアブラムシがつくことがあります。そこで、アブラムシ予防のために「ベニカXガード粒剤」を土に混ぜ込みます。

この「ベニカXガード粒剤」は土に混ぜ込むだけで害虫・病気予防に効果があります。効果の持続期間は約1ヶ月ということなので、毎月これを混ぜ込みたいところですが、他の薬剤と同様、連続使用ができません。薬剤散布ローテーションに組み入れることにします。

土の上に撒きます。これをスコップで土に混ぜ込み、上からたっぷり水を与えて終了です。

3月中旬〜病害虫対策

スプレーで病害虫対策

新芽が伸びてきました。この時期に薬剤散布しておくと、今後の黒星病予防に効果があるそうなので、薬剤をスプレーします。

バラの本数が少なければスプレータイプの薬剤がとても便利です。今回は「マイローズ殺菌スプレー」を使います。

枝と新芽にかけます。葉がないので空中に散布しているようです。すぐに終わります。

マルチング

黒星病予防のためにマルチングをしたいと思ってはいたのですが、マルチング剤を何にするか決まらず、これまで何もしてきませんでした。その結果が「ディコンドラ」の大繁殖です。

元々グラウンドカバー用に植えた「ディコンドラ」は順調に増えて、庭の大部分を覆っています。それはいいのですが、バラの根元まで進出してきています。まあ、バラの周りは良い土と良い肥料でいっぱいなので、当然かもしれません。

地植えのバラの今年の生育不良の一因は「ディコンドラ」だと思っています。

そこで主に「ディコンドラ」対策のために、ようやくマルチングをすることにしました。

マルチング剤はいろいろありますが、最終的に土に帰って見た目も良いもの、かつ値段がそれほど高くないということで「ベラボン」にしました。

天然の植物性のものはたいてい土に帰るので、後は見た目の好みですが、「くるみの殻」も良かったです。でも値段が高めで、「ベラボン」の3倍近くします。

地植えのバラの根元にはもっと値段が安く、見た目も悪くない「ベラボン」を使うことにしました。

「ベラボン」、自分は初めて聞きましたが、有名なのでしょうか?天然ヤシの実のスポンジ状繊維をチップ状にしたものだそうです。洋蘭などの鉢花用として使われることが多いそうなので、洋蘭愛好者の方はご存知かも。

吸水・保水・排水性に優れているそうなので、バラの株元がジメジメすることもなさそうです。

20リットル入りで約2,000円です。

軽くて、片手で20リットル入りを3袋、余裕で持てます。外で使って風で飛んでいってしまわないか心配です。

これ一袋で、地植えの株5株にマルチングできたので、1株当たり4リットル使ったことになります。

4リットル分の「ベラボン」です。他のバラの根元にも敷くと、何となく「手をかけた感」が出ます。よく手入れをしている印象の庭になった気がします。

3月下旬

3月21日、葉が増えてきました。

3月24日、少しですが数日前より葉が増えているような気が。

3月27日、暖かい日です。日の当たる時間が短い場所なのに頑張ってくれています。

3月30日、とても暖かい日です。葉もさらに増えてきました。

この「ダフネ」は以前に黒星病で葉を落としてしましました。(「ダフネ」②黒星病からの復活)でも基本的には強健な品種で、育てていて安心できます。3月にこんなに葉が茂ってくれて嬉しいです。開花が楽しみです。

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