これまでの栽培記録はこちら(「ジュード・ジ・オブスキュア」①・「ジュード・ジ・オブスキュア」②)
3月上旬〜粒剤で害虫予防
まだ寒い日が多いですが、これから害虫が増えて来る季節なので「ベニカXガード粒剤」で害虫対策をします。
この「ベニカXガード粒剤」は土に撒くだけで害虫予防と病気予防の効果があります。手軽でとても便利なので去年から使っています。
本当に手軽で便利なので、もう一年中これを使いたいのですが、、他の薬剤と同様に、連続使用ができません。なので、薬剤散布ローテーションに組み入れて、他の薬剤と交代で使うことにします。
3月中旬〜黒星病対策
スプレーで黒星病予防
芽が出だした頃に薬剤散布をしておくと、今後黒星病になりにくいということなので、まだ葉は出ていませんが、薬剤をスプレーします。
マイローズの殺菌スプレーを使います。手軽なので愛用しています。
マルチング
黒星病と雑草予防のためにマルチングをしたいと思ってはいたのですが、マルチング材を何にするか決まらず、これまで何もしてきませんでした。その結果、黒星病と、雑草ではありませんが「ディコンドラ」にバラの株元を侵略されてしまいました。
「ディコンドラ」が地面を覆って、雨の跳ね返りがなくなり黒星病予防になるかとも期待しましたが、変わらず黒星病にはなりました。
地植えのバラの今年の生育不良の一因はこの「ディコンドラ」だと思っています。
そこでようやくマルチングをすることにしました。
マルチング材はいろいろありますが、堆肥は虫が寄って来そうなので避け、見た目が良く、かつ値段がそれほど高くないものということで「ベラボン」にしました。
見た目の好みで選ぶと「クルミの殻」も良かったのですが、値段が高めです。いつか使ってみたいとは思っています。
地植えのバラの根元にはもっと値段が安く、見た目も悪くない「ベラボン」を使うことにしました。
「ベラボン」って皆さんご存知でしょうか?自分は初めて知りました。天然ヤシの実のスポンジ状繊維をチップ状にしたものだそうです。洋蘭などの鉢花用として使われることも多く、吸水・保水・排水性に優れているそうです。
20リットル入りで約2,000円です。ちなみにクルミの殻はこの3倍の値段です。
軽いです。片手で20リットル入りを3袋、余裕で持てるほど軽く、扱いやすくて良いのですが、風で飛んでいってしまわないか心配になります。
これ一袋で、地植えの株5株にマルチングできたので、1株当たり4リットル使ったことになります。思ったより多く必要でした。
結局地植えのバラ全てには3袋では足りず、一部のバラはマルチングしていません。
4リットル分の「ベラボン」を敷いた「ジュード・ジ・オブスキュア」です。
今のところまだ、風で飛んでいってしまったりはしていません。
3月下旬
3月24日
葉がもうすぐ生えてきそうです。
3月27日
暖かい日です。葉が生えて来ました。
「ジュード・ジ・オブスキュア」は花色が淡いアプリコット色で深いカップ咲きになり、コロンコロンとした形が可愛らしいバラです。去年は黒星病に悩まされましたが、今年はなんとか、きれいな葉のままで過ごしてほしいです。葉が茂ると、薬剤散布が大変なんですよね。
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