2020年に発表されたサイラス・マーナーは、小ぶりなピンク色の花が咲くイングリッシュローズです。新しいイングリッシュローズは耐病性に優れているものが多いのですが、このサイラス・マーナーも、黒星病になりにくいと感じます。これまでの栽培記録はこちら(サイラス・マーナー①・②・③)
4月上旬 害虫予防と蕾
4月1日 害虫予防のスプレー
暖かくなってきて、外を小さな虫が飛ぶようになってきました。
バラにつく害虫も多くなってくるので、今のうちに薬剤散布をします。今回は手軽なスプレータイプのものを使います。
まだバラの葉が少ないので簡単に済みますが、多くなってくると大変です。そろそろ電動噴霧器を買おうか迷っています。
4月4日
最高気温20度を超える暖かい日です。日差しが強く、外で作業をしていると暑くなってきます。バラの葉も増えてきました。
4月10日 蕾
蕾を発見しました!小さいです。
もう一つの蕾。
4月中旬
4月11日 半日陰のバラ
最高気温27度の暑い日です。このサイラス・マーナーが植えてある場所は、塀の陰になるのであまり日当たりが良いとは言えません。でもそのおかげで、夏には少しだけ涼しくなる場所です。
最近の猛暑でバラたちが弱ってしまうのを見ると、南側の日当たりの良い場所よりも、むしろ少し日当たりが悪いくらいの方がバラには優しい環境なのでは?
誘因で長い枝を左右に寝かしてしまって真ん中が空いていたのですが、ちゃんと真ん中にも枝が伸びて葉が生えてきてくれました。
写真中央に、とても小さな蕾が。
4月18日 雨
昨日から雨です。気温も18度と一気に涼しくなりました。
いつの間にか蕾が大きくなっていました。
4月20日
健康的な葉がいっぱいです。
蕾が少し開いてきました。
4月下旬 一番花の開花
4月21日 一番花の開花
開花しました。今年初めてのサイラス・マーナーの花です。
先初めの花の形が、数日前に開花したイングリッシュローズのトーマス・エイ・ベケットに似ています。
と思って並べてみたらそれほど似ていませんでした。
4月22日
夜に雨が降ったので濡れています。
4月23日
雨も上がって暑い日です。サイラス・マーナーの花もしっかり開きました。
小さめの花ですが、茎が細いので下を向いてしまいます。
整った花の形です。同じイングリッシュローズのルドゥーテに似ている気がします。
下は今日撮ったルドゥーテの写真です。似ていると思いましたがサイラス・マーナーはロゼット咲き、ルドゥーテはカップ咲きですね。並べてみると結構違います。
4月25日 ボタンアイ
花弁が開ききりました。中央にボタンアイが見えます。去年の秋には見られなかった花形とボタンアイです。
4月27日
大きくなった蕾がいくつかあります。
開きかけている花も。
可愛らしい花。
4月28日
開花しました。
こちらは少し形が崩れた花。
4月29日
花も小ぶりですが、株自体もコンパクトで可愛らしいです。
花弁が開きかけた花。
全て開くとロゼット咲きに。
咲き進むとボタンアイが見えます。
少し日当たりの悪い場所に植えたサイラス・マーナーですが、順調に育ってくれています。今時点の最新刊「New Roses 2022 vol.31」でデビッド・オースチン日本支社の方が「50年以上の歴史が誇る今のイングリッシュローズの最高傑作」とこのバラを紹介しています。強くて美しいバラです。この後5月の開花はこちら(サイラス・マーナー⑤)
下のショップでは2023/9/4から販売するそうです。
下のショップでは裸苗を予約できます。
下は同じく裸苗ですが少しお安くなっています。
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