カタログ落ちして入手困難になってしまったアブラハム・ダービー、3年前に大苗を地植えにしてそこそこ順調に育ってきた株が、調子を崩してしまいました(アブラハム・ダービー地植え③)。今年の春はもう咲かないかもしれません。最悪枯れてしまうかもしれません。1年前に大苗を購入して地植えにし、現在は鉢植えにしたこのバラが最後のアブラハム・ダービーになるかもしれません。これまでの栽培記録はこちら(アブラハムダービー①・鉢植え②・鉢植え③)
下のショップではアブラハム・ダービーの新苗を予約できるそうです。
4月上旬
4月1日〜スプレー
アブラハム・ダービーは強いバラだと思いますが、黒星病には結構かかります。黒星病になっても花はよく咲くのですが、できればきれいな葉のまま過ごしたいです。
そこで、黒星病と、暖かくなると増えてくる害虫の両方を予防するスプレーをします。
マイローズベニカXファインスプレーは害虫と病気の両方の予防に効果があるのでとても便利です。バラの株数が少ない場合はこういったスプレータイプが便利です。バラの本数が多くなってくると、レバーを指で押すのが辛くなってきます。夏は葉も多いですし、つるバラがあったりしたら大変です。自分もそろそろスプレータイプではなく、噴射器を使おうか検討中です。
4月4日
最高気温20度を超える暖かい日。外で作業をしていると暑いくらいです。バラの葉も増えてきました。
4月5日 追肥
鉢植えのバラを育てるのは初めてなので、肥料のやり方を調べてみました。鉢底から水と養分が流れていってしまうので、地植えよりも頻繁に与えるのかな〜と何となく思っていたのですが、その頻繁さもいろいろでした。
年に3回だけで十分だという専門家も、毎月必要だという専門家もいます。肥料の種類にしても、有機肥料だけだったり、化成肥料と有機肥料を交互にだったりします。
四季咲きの品種が多いので養分が必要なのでは?と思い、毎月与えることにします。
与える肥料は「花ごころ特選有機バラの肥料」です。ネットショップで送料を無料にするためにまとめて買ったものがまだ残っているからです。
10号鉢に50グラムが規定量です。12号鉢なのでもう少し多めに60グラムくらいでしょうか。量を測るためのスプーンが肥料には付属していないことが多いようです。この肥料にもついていません。そこで、農家の方から聞いた方法、手で測ってみます。
女性の手で一握り約30グラムということです。男性だと40グラムだそうです。これは粒状の有機肥料の場合で、粉状や化成肥料だとまた違うとか。
実際に握ってみると、握り方によってだいぶ量に差があるような・・。
一握り半くらいの有機肥料を土の上に撒きました。規定量よりちょっと少なめです。肥料が多すぎてもよくないらしいので、控えめに。
よく見ると蕾が。またアブラハム・ダービーの大きな花が見られると思うと嬉しいです。
4月中旬
4月15日
鉢植えは特にコガネムシの被害を受けるとダメージが大きいので、オルトランを撒きます。オルトランの匂いが苦手です。
4月20日
枝が伸びてゆらゆらしていたので、アイアンを立てました。枝を何箇所か麻紐で留めています。
蕾が大きくなってきました。
4月下旬
4月22日
もうすぐ咲きそうな色づいた蕾がいくつかあります。
花弁がギュッと詰まっています。
全部きれいに咲いてくれるといいです。
4月25日
ヒョロッと上に伸びています。
蕾が開いてきました。もうすでに良い香りが辺りに漂っています。強香。
4月26日
開花しました。今年のアブラハム・ダービーの開花第一号。花色はオレンジ色っぽいピンク。
良い香り。強いフルーツの香りです。
4月27日
花の色がローズピンクになってきました。
4月28日
左は開花しかけた花。
4月29日
今日、開花した花です。オレンジ色っぽいピーチピンクです。
数日前に開花して咲き進んだ花です。ローズピンクです。
やっぱり美しい花だな〜と思います。香りも良いですし、花つきも良いので育てていて楽しいです。唯一の欠点は入手しにくいところでしょうか。5月の花はこちら(アブラハム・ダービー鉢植え⑤)
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