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バラ初心者が栽培した日陰に強いバラ「アイスバーグ」③4月・5月の作業と一番花の開花

「アイスバーグ」は作出の古いバラなので、最近の新しいバラには耐病性が劣ると言われます。ですが、日陰でも良く花をつけて楽しませてくれるのは、やっぱりこの「アイスバーグ」だと思います。New Roses No.31で紹介されていた、2022年コルデス作出の「ベビー・アイスバーグ」も気になります。

4月上旬

4月1日

黒星病予防にスプレータイプの薬剤を散布します。

4月4日

西日が当たっています。西日は植物にあまり良くないと言われることもありますが、朝と夕方しか日の当たらない北西の「アイスバーグ」にとっては貴重な日光です。

4月10日

家の北側で、かつ西の角に植えてあるので日中はあまり日が当たりません。ただ午前中の早い時間だけ短時間ですが日が当たります。貴重な日光です。

4月中旬

4月12日

最高気温27度の暑い日です。朝10時前にもう日差しが強くて暑いので、涼しい北側のバラの写真を撮りにきました。

建物の北側なので、朝の東からの日だけが当たるのですが、朝10時前にもう日陰になりかけています。

見にくいですが、写真中央に蕾があります。こんなに日当たりが悪くて、3月に植え替えまでしたのに、ちゃんと育って蕾までつけてくれる健気な「アイスバーグ」です。

春から冬まで花を咲かせてくれる功労者なのに、日陰へ日陰へと追いやってしまって本当に申し訳ないです。あんまり申し訳ないので、根元に堆肥を鋤き込もうと思います。使いかけの馬ふん堆肥を使い切ってしまいたいのもあります。ローズショップの馬糞堆肥です。

根元の雑草と石が目立ちます。劣悪な環境です。この雑草と石を取り除いてから熊手で表面の土を掻きます。また石が出てくるので、取り除き、馬ふん堆肥を撒きます。

いつかやろうと思いながら何日も過ぎてしまいましたが、いざやってみると15分くらいで終わりました。こんなに短時間で済むなら、もっと早くやっておけばよかったです。

4月下旬

4月27日

蕾を見つけました!が、小さな黒い虫がついています。日陰でジメジメしているのか、南側に植えてあるバラよりもアブラムシがつきやすい気がします。

スプレーを蕾に吹きかけます。

5月上旬

5月2日

もうすぐ咲きそうな蕾が二つあります。

蕾は少しピンク色がかっています。

「アイスバーグ」は花弁がそれほど多くないので、蕾も控えめな感じです。

5月10日 一番花の開花

開花しました。

房になって咲きます。

5月中旬

5月15日

電動噴霧器を購入しました。単1乾電池4本をセットすると棒の先から細かい霧状の薬剤が出て、簡単に薬剤散布ができます。

初めての電動噴霧器での薬剤散布は、黒星病予防にダコニールを希釈して散布しました。

ダコニール付属の計量カップを使って量を計り、希釈液を作ります。バラは鉢植えと地植えを合わせて約30本あるのですが、その全てに30〜40分で散布し終えました。

短時間で簡単に薬剤散布ができてとても便利なのですが、今回購入した3リットル用のものは少し小さかったです。30株のバラに散布する希釈液は7リットルほど必要だったので、途中で液を作り直さなければなりませんでした。3千円程度と安いので、もっと容量の大きいものを買い直すかもしれません。

5月下旬

5月27日

雨上がりで花弁が痛んでいます。

5月29日

夕方近くに日が当たりました。花もちはまあまあ、蕾もまだたくさんあります。

5月31日

朝日を浴びる「アイスバーグ」です。家の北西に植えているので、朝早くに東からの日と、夕方に西日が当たります。

家の北側に植えたバラは、南側に植えたバラたちよりも開花が遅く、南側のバラがもう一番花を終えている時期にこのバラは満開になりました。

こんなに日当たりが悪い場所に植えたのにきれいに咲いてくれてありがたいです。

「アイスバーグ」は日陰に強いとよく言われますが、本当に強いです。古い品種なので、今の新品種に比べると耐病性は劣ると言われることもあり、実際、黒星病にならないわけではありません。でも、黒星病になってもちゃんと復活して花を咲かせるし、何より日当たりが悪い場所でもちゃんと花を多く咲かせてくれる頼もしいバラです。

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