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イングリッシュローズの最高傑作と紹介されたサイラス・マーナー〜半日陰で迎えた春の一番花〜

サイラス・マーナーは、『New Roses 2022 vol.31』で「イングリッシュローズの最高傑作」と紹介されたピンクのバラです
午前中だけ日が当たる場所で育てていますが、春には小さな株に次々と花を咲かせてくれました

この記事では、2022年3月の芽吹きから4月の蕾、5月の一番花の終わりまでを、実際に撮影した写真で紹介します
花つきや香り、咲き進んだときの花形の変化に加え、花もちと下向きに咲く花、5月下旬に出た黒星病も記録しています

花色・耐病性・広がる枝など、育てて分かった特徴は、サイラス・マーナーの花と育てやすさを紹介した記事にまとめています

『New Roses 2022 vol.31』で最高傑作と紹介されたバラ

2022年5月発行の『New Roses 2022 vol.31』では、サイラス・マーナーが「50年以上の歴史が誇る今のイングリッシュローズの最高傑作」と紹介されています
当時の記事には、デビッド・オースチン社のマネージャーによる紹介として記録していました
花の美しさだけでなく、育てやすさも魅力のバラだと、実際に育てて思いました

3月〜半日陰の庭でも新芽が伸び、葉が増えてきた

赤い新芽を眺める、春の楽しみ

3月に入ると、サイラス・マーナーにも新芽が出てきました
外に出るのが気持ちよく、バラのお世話も億劫にならない、貴重な時期です

2022年3月15日、冬の誘引後に伸びてきた新芽
2022年3月15日、冬の誘引後に伸びてきた新芽

3月24日には赤い葉が増えてきました
新芽の色がきれいで、春なのに秋の紅葉のようにも見えます

3月下旬には葉が少しずつ緑に変わり、30日にはさらに葉が増えていました
日当たりが十分ではない場所に植えたので心配もありましたが、枝に葉が茂っていく姿を見ると嬉しくなります

3月30日、葉が増えてきたサイラス・マーナー
3月30日、葉が増えてきたサイラス・マーナー

株元では、生育旺盛なグランドカバーのディコンドラが地面を覆っていました
根元まで広がるので、このころはバラの周囲をどう整えようかと考えていました

庭にやって来た野良猫

暖かい日には、近所の野良猫もやって来ました
バラにおしっこをかけたりしないといいのですが
芽吹きを眺めながら、猫の様子も気になる春の庭です

春の庭にやって来た近所の野良猫
春の庭にやって来た近所の野良猫

冬の枝を左右へ広げた様子は、サイラス・マーナーの冬剪定と誘引の記録にまとめています
ここからは、同じ2022年の4月の蕾と、春の一番花を紹介します

半日陰で迎えた春〜4月に蕾が増えてきた

植えているのは塀の陰になる場所で、日が当たるのは午前中です
冬に長い枝を左右に寝かせて誘引したため、最初は株の中央が空いていましたが、春になると中央からも新しい枝が伸び、葉が増えてきました

4月11日、塀のそばで葉を増やしている株
4月11日、塀のそばで葉を増やしている株

4月10日に小さな蕾を見つけました
日当たりが十分ではない場所でも、順調に蕾が育っていくのを見るのは嬉しいです

4月10日に見つけた小さな蕾
4月10日に見つけた小さな蕾
4月18日、雨の中で大きくなっていた蕾
4月18日、雨の中で大きくなっていた蕾

4月20日には葉が茂り、蕾の先が少し開き始めました

4月20日、葉が茂ってきたサイラス・マーナー
4月20日、葉が茂ってきたサイラス・マーナー

4月21日に一番花が開花〜咲き進むとボタンアイが見える

4月21日に、その年初めての花が咲きました
小ぶりで可愛らしいピンクの花です

4月21日に開花した一番花
4月21日に開花した一番花

4月23日には花弁がしっかり開きました
花は小さめでも茎が細く、下を向いてしまうものもありました

4月23日、細い茎から下を向いて咲いた花
4月23日、細い茎から下を向いて咲いた花

咲き始めの丸みのある姿から、花弁が開いたロゼット咲きへと変化します
4月25日には、中央にボタンアイが見えました
前年の秋には見られなかった花形なので、近くで眺める楽しみが増えました

4月25日、咲き進んだ花の中央にボタンアイが見える
4月25日、咲き進んだ花の中央にボタンアイが見える

4月下旬にはほかの蕾もふくらみ、次々に花が開きました
株も花も小ぶりですが、花弁の重なりが美しく、見飽きません

4月27日、花弁が開きかけた花
4月27日、花弁が開きかけた花

5月上旬〜小さな株でも花つきが良く、香りも楽しめた

5月に入ると、さらに多くの花が咲きました
まだ若く小さな株でしたが、蕾の多さと花つきの良さには驚きました

5月2日、蕾が次々と開いている株
5月2日、蕾が次々と開いている株
5月2日に咲いたピンクの花
5月2日に咲いたピンクの花

5月3日には、咲き進んだ花と咲いたばかりの花を一緒に楽しめました
開いた花の中央にはボタンアイが見え、枝先にはまだ蕾が残っています

5月3日、咲き進んだ花と咲いたばかりの花
5月3日、咲き進んだ花と咲いたばかりの花

小さな株で咲いていたころは、それほど強い香りとは思いませんでした
でも5月4日のようにたくさんの花が咲くと、近くを通っただけでも良い香りがしました
花数が増えたときの香りも、春の楽しみです

5月4日、花数が増えて香りも楽しめたころ
5月4日、花数が増えて香りも楽しめたころ

花もちと、地面近くで下向きに咲く点は気になった

5月7日ごろには、早く咲いた花の花弁が散り始めました
一輪ずつの花もちが長いバラではありませんでしたが、新しい花が次々に咲くため、株全体では花が減ったようには見えませんでした

5月7日、早く咲いた花が散り始めたころ
5月7日、早く咲いた花が散り始めたころ

また、背が低く枝が細いため、花が地面近くで咲いたり、下を向いたりしました
花を上から見るだけでは中央まで見えにくく、近づいてのぞき込みたくなります
横へ広がる枝は、フェンスに留めて育てています

5月中旬〜カップ咲きから開いた姿まで楽しんだ一番花

5月中旬にも、小さなカップ咲きの花が咲いていました
丸みのある咲き始めと、開いてシベが見える姿では、ずいぶん印象が変わります

5月14日、丸みのあるカップ咲きの花
5月14日、丸みのあるカップ咲きの花
5月14日、咲き進んでシベが見えた花
5月14日、咲き進んでシベが見えた花

5月18日には残っていた花が咲き、新しい蕾も見当たらなくなりました
4月21日から楽しんだ、その年の一番花はここで終わりのようです

5月18日、一番花の終わりに咲いていた花
5月18日、一番花の終わりに咲いていた花

春の薬剤散布と、5月下旬に出た黒星病

少ない株数に使いやすい殺菌スプレー

春先の病気対策には、マイローズ殺菌スプレーを使いました
そのまま使えるので、少ない株数なら手軽です
ばらの黒星病やうどんこ病に使う殺菌剤で、害虫対策の薬剤とは別です

株数が増えて便利だった電池式噴霧器

5月15日には、3リットルの電池式噴霧器を使いました
約30株への散布が30〜40分ほどで終わり、もっと早く買えばよかったと思いました
ただ、この日は約7リットル使ったので途中で補充が必要でした
たくさん育てている方は、重さと補充の手間を考えて容量を選ぶとよいと思います

スプレー剤はそのまま使い、噴霧器には希釈して使う薬剤を表示どおりに薄めて入れています
薬剤の適用や使用回数などは、製品の表示を確認しています

5月27日、雨上がりに黒星病の症状を見つけ、症状の出た葉を取り除きました
病気に強く育てやすいと感じるサイラス・マーナーでも、この春は黒星病が出ました
葉を落とさず頼もしく育った経験とともに、このときの発病も残しておきたいです

5月27日、雨上がりに黒星病が出たときの葉
5月27日、雨上がりに黒星病が出たときの葉

半日陰でも春の花を楽しめたサイラス・マーナー

午前中しか日が当たらない場所でも、次々に花を咲かせてくれたことが、春の栽培で特に印象に残りました
花もちや下向きに咲く点は気になりますが、整った花形、ボタンアイ、花数が増えたときの香りを楽しめる、大好きなバラです

苗の取り扱いは、下の画像とリンクから楽天市場の販売店を比較できます

花の特徴と、ほかのバラとの比較

サイラス・マーナーの花色・黒星病への強さ・横へ広がる枝を見る
6月の二番花と猛暑の中での手入れを見る
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