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トーマス・エイ・ベケットを育ててみた〜鮮やかな赤い花・花もちと、トゲの多さ・暴れる株の記録〜

トーマス・エイ・ベケットは、鮮やかな赤い花を次々と咲かせるイングリッシュローズです
トゲが大きくて数も多く、扱いにくいかもと思っていましたが、育ててみると期待以上に美しく、花つきの良いバラでした

4月19日 しっかり開いたトーマス・エイ・ベケット
4月19日 しっかり開いたトーマス・エイ・ベケット

生育旺盛な頼もしさと、枝が広がって株が暴れる扱いにくさの両方があります
花の美しさだけでなく、庭で育てて感じたことも含めて、2022年の春から初夏の記録をまとめました

トーマス・エイ・ベケットを育てて感じた特徴

花色は鮮やかな赤で、私にはマゼンタのようにも見えます
香りが良く、春には花もちの良さも感じました
一方、トゲの多さと、花首が長く下を向くところは、植える場所を考えたい点です

整いすぎない花形と、目を引く赤い花

花弁がきっちり並んだ端正なロゼットとは少し違い、どこか自由な形の花です
花の色は鮮やかで美しいのですが、花の形は安定せず、咲くたびに違う表情を見せると感じています
鮮やかすぎて庭で浮いてしまうかもと心配しましたが、実際に咲くと、遠くからでも目を引いて良い感じでした

5月2日 雨の後も鮮やかだった赤い花
5月2日 雨の後も鮮やかだった赤い花

デビッド・オースチンの公式の品種紹介では、2013年作出のクリムゾンレッドのバラで、自然に枝が広がる丈夫な品種として紹介されています
整った姿に収めるより、自然な雰囲気を楽しむ花壇に合いそうです

香りは、私にはダマスクの印象

花に顔を近づけると良い香りがします
公式にはオールドローズにレモンが混じる香りとされていますが、私にはレモンよりもダマスクの香りが印象に残りました

4月19日 花形とともに香りも楽しみました
4月19日 花形とともに香りも楽しみました

4月〜葉が茂り、初めての花が開く

巾着のような蕾が気になる

冬に地植えにした株は、3月から葉が増え、4月には枝が隠れるほど茂りました
4月10日は最高気温27℃と、まだ春なのに暑く、蕾が無事に咲くか気になりました

4月10日 葉が増えてきた株
4月10日 葉が増えてきた株

蕾は巾着のような、葉で何かを包んだような形です
ちゃんと開いてくれるのでしょうか、と眺めていました

4月10日 特徴的な形の蕾
4月10日 特徴的な形の蕾

雨の中で開き始め、4月19日に開花

4月17日、雨の中で花が少しずつ開き始めました
雨が上がった19日には、赤い花がしっかり開きました

4月17日 雨の中で開き始めた花
4月17日 雨の中で開き始めた花
4月20日 別の蕾も開花し、外側の花弁には白い筋が見えました
4月20日 別の蕾も開花し、外側の花弁には白い筋が見えました

春の花もち〜雨の後も花弁が残った

開花から4日ほど経っても咲いていた

イングリッシュローズは花もちが悪いものが多い印象がありますが、この春のトーマス・エイ・ベケットには、花もちの良さを感じました
4月22日には、開花から4日ほど経ち、何度か雨にも降られた花に、まだ花弁が残っていました

4月22日 雨の後も花弁が残っていた花
4月22日 雨の後も花弁が残っていた花

5月には1週間ほど楽しめた花も

5月12日には、1週間ほど前に咲いた花の花弁が落ちました
気温や雨によって違いはありますが、このときは春の花をゆっくり楽しめました

5月7日 春の花もちにも満足していた頃
5月7日 春の花もちにも満足していた頃

4月中旬から5月まで花が続いたのは、同じ一輪が1か月咲いていたという意味ではありません
花もちに加え、次の蕾が次々と開いて、株に花がある期間が長かったということです

5月〜次々咲く花と、暴れてきた株

蕾が多く、明るい葉に花色が映える

5月上旬にも蕾がたくさんあり、4月から続けて花を見られました
明るい葉の色が、鮮やかな花色をいっそう引き立てているようです

5月7日 花と蕾が見られる株
5月7日 花と蕾が見られる株

中輪とされる花ですが、色の存在感もあるのでしょうか、大輪のように見えることもあります
次々と咲いてくれる、本当に優秀なバラだと思いました

5月11日 大きく感じられた花
5月11日 大きく感じられた花

花首が長く、下を向くことも

5月14日には、花首が長く伸びて花が下を向いていました
花だけを見ると美しいのですが、株全体をすっきり見せるのは少し難しいです

5月14日 下を向いて咲く花
5月14日 下を向いて咲く花

5月18日には株全体が広がり、少しだらしない感じになってきました
花も小さくなり、切り戻したいのに、まだ蕾が結構あります
よく咲いてくれるだけに、切る時期に迷いました

5月18日 広がってきた株には、まだ蕾が残っていました
5月18日 広がってきた株には、まだ蕾が残っていました

33℃の日も、オルレアと一緒に咲く

5月29日は最高気温33℃の予報でした
鉢植えのバラは少し涼しい北側へ移動させましたが、地植えのこの株はそのままです
そんな暑さの中でも、花を見せてくれました

5月29日 暑くなっても咲いていた花
5月29日 暑くなっても咲いていた花

隣の白い花はオルレアです
こちらも長く咲いてくれる頼もしい花で、鮮やかな赤いバラに、白いレースのような花がよく合います

5月29日 トーマス・エイ・ベケットと白いオルレア
5月29日 トーマス・エイ・ベケットと白いオルレア

6月〜暑くなる頃に咲いた二番花

6月23日、30℃を超える日に開花

6月中旬には次の蕾が見え、23日に二番花が開きました
30℃を超える暑い日です
春に咲き続けた後、また花を見せてくれるのが嬉しいです

6月23日 開花した二番花
6月23日 開花した二番花

翌24日の花は、ダリアを思わせる形でした
端正に整った形とは違う、この少し自由な咲き方も面白いところです

6月24日 ダリアのようにも見えた花形
6月24日 ダリアのようにも見えた花形

春よりも小ぶりになった花

6月25日は32℃と暑い日でした
一番花の大きさに驚いた春に比べると、この頃の花は少し小ぶりです
暑い時期にも咲いた記録として、春の花と見比べると違いが分かります

6月25日 春より小ぶりになった二番花
6月25日 春より小ぶりになった二番花

この時期は害虫や病気の予防と、施肥も行っていました
ここでの丈夫さや花つきの感想は、そのような手入れをしたうえでのものです

トゲの多さと株の広がりを考えて、植える場所を選びたい

丈夫でも、トゲは手ごわい

育てていて強さを感じるバラですが、トゲは大きく、数も多いです
葉が茂ると見えにくくなっても、枝にはしっかり隠れています
私はこのトゲを考えて、花壇の後方に植えました

私なら、庭で伸び伸び育てたい

公式には鉢植えにも適するとされています
ただ、実際に枝が広がる姿や下を向く花を見ていると、私は鉢でこぢんまり育てるより、庭で伸び伸び楽しみたいと感じました

鮮やかな赤い花、良い香り、次々咲く花つきは大きな魅力です
トゲと株の広がりを受け止められる場所があれば、自然な雰囲気の庭で楽しめるバラだと思います

トーマス・エイ・ベケットの花

トーマス・エイ・ベケットの苗を探す

楽天市場 / Amazon / Yahoo!ショッピング

販売状況や苗の種類は、各ショップでご確認ください

購入から地植えまでの記録

セールで購入した大苗と、鉢増しの記録
冬の剪定と、鉢植えから地植えにした記録

品種情報の参考:デビッド・オースチン公式 トーマス・エイ・ベケット
花もちや香り、株のまとまりについては、実際に育てたときの感想です

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