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バラ初心者が栽培した「トーマス・エイ・ベケット」強健な赤いバラ①〜セールで購入から「鉢増し」

コマツガーデンさんのセールで「訳あり40%off」につられて買ってしまいました。バラ初心者なので「訳あり」苗は買わないようにしていましたが、コマツガーデンさんは有名バラ育成販売会社なので「訳あり」でも良い苗なのではないかと期待しています。

「トーマス・エイ・ベケット」はこんなバラ

赤いイングリッシュ・ローズ。

花色は明るい赤。花径8センチのロゼット咲きですが、咲き進むと浅めのカップ咲きになります。

写真は4月に咲いた花です。遠くからも目を引く色で目立ちます。香りはダマスクにフルーツの混ざった香りと紹介されていますが、ダマスクが強めだと思います。いわゆる「バラの香り」です。

うつむき加減に咲きます。

四季咲きで強健です。育てていても強さを感じます。あと、トゲが多いです。

10月下旬に訳ありセールで購入

David Austinの札は苗にはついておらず、同封されていました。

上から見た苗。少し黄色っぽい葉があります。

葉が痛んでいるのがわかります。

11月上旬に「鉢増し」をします

「鉢増し」とは

バラの鉢植えを一回り大きな鉢に植え替えることを「鉢増し」といいます。

鉢増しをすることで土の量が増え、根を増やすことができるため、株が大きく花も多くつきます。鉢から根がはみ出ていたり、株が成長して鉢が小さく感じられるときは鉢増しをするとよいです。

鉢増しできるのは根鉢ができている(苗を鉢から取り出しても土が崩れない状態である)ときのみ。土が崩れるときは、購入したときの鉢のままでしばらく育て、根鉢ができてから鉢増しをしましょう。

「鉢増し」の方法について詳しくはこちら

「トーマス・エイ・ベケット」を大きな鉢に「鉢増し」することにしました。強健種らしいので、本格的に寒くなる前に大きな鉢に根を張って欲しいとの思いから、11月上旬に行いました。

「鉢増し」で用意したもの

  • 培養土6リットル(今回は「バラの家」の土を使用)
  • 有機肥料(「ローズショップ」の「バラ専用ぼかし肥料」)
  • 「ベニカXガード粒剤」(殺虫殺菌効果がある)
  • 10号鉢(「リッチェル」のバラ用鉢を使用)

「鉢増し」スタート

①培養土に「ベニカXガード粒剤」を混ぜ込みます

(鉢増しの際に絶対に必要な手順というわけではありませんが、良い機会なので土に混ぜ込んでみました)

②苗を鉢から抜く

まず、鉢ごと横に寝かせて鉢を上から膝で潰し、鉢内部の左右に隙間を作ります。

株元を手で持ってゆっくりと鉢から苗を抜く。トゲのない株元をつかみます。

抜いた苗。根がびっしり張っていて、土は崩れません。

今回購入した3株の中で一番根が多く張っています。

③鉢に培養土と苗を入れる

まず4〜5センチの高さまで鉢の底に培養土を敷き、その上に有機肥料を入れます。

肥料が直接根に当たらないように、肥料の上に培養土を被せ、抜いた苗を置きます。

鉢と苗の隙間に培養土を入れます。

鉢の縁いっぱいまで培養土を入れず、ウォータースペースを3〜5センチ開けておきます。

④水をたっぷり与える

ウォータースペースに水を溜めるようにたっぷりと水を与えます。このとき、強い水圧で土が流れてしまわないように気を付けます。

これで「鉢増し」終了です。所要時間約20分ほどでした。

生育期中の鉢増しでしたが、根を痛めずに行えたかと思います。トゲが多い品種ですが「鉢増し」の作業ではそれ程気になりませんでした。強さを感じさせるバラなので、今後の成長が楽しみです。冬の剪定・地植えの記録はこちら(「トーマス・エイ・ベケット」①)

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