G-WGE34CW6XGcontent_copy

「ジュビリー・セレブレーション」②〜生育不良のバラを地植えから鉢植えに〜

バラ栽培を始めて3年。初心者向けのバラだけ育てています。

「ジュビリー・セレブレーション」は大輪のピンク色の花が咲くイングリッシュローズです。2年前の冬に大苗を購入して地植えにしていましたが、黒星病にかかることが多く、生育不良なので鉢上げして様子を見ることにします。「ジュビリー・セレブレーション」の特徴等はこちら(「ジュビリー・セレブレーション」①)

弱々しい「ジュビリー・セレブレーション」

周りに植えた宿根草に負けてしまったのか、弱々しい「ジュビリー・セレブレーション」です。春から秋まで、真夏でもポツリ、ポツリと花をつけてはいましたが、花数も少なく、株も小さいままです。

黒星病にもなりやすく、夏にはすっかり葉を落としてしまいました。ただ、葉を落としながらも花は咲きます。花数は少ないです。

11月下旬には小さめの花が咲きました。

株の様子です。中央のひょろっとしたのが「ジュビリー・セレブレーション」、左上が「ジギタリス」、左下が「ブルーデイジー」、地面を覆っているのが「ディコンドラ」です。

2月中旬、地植えから鉢植えにする

何度か雪も降り、寒い2月中旬です。元から少なかった葉もすっかり落ちました。

花がらを取り忘れていました。右の葉は、ジギタリスです。

鉢上げするため、スコップで株を掘り上げます。

根があまり張っていないからなのか、簡単に掘り上げられました。

表面にディコンドラがびっしり根を張っています。このディコンドラはグラウンドカバーにしようと芝の代わりに庭に植えたのですが、繁殖力が強く、バラの株元まで進出してきていました。

手前に、1本ひょろりと生えた枝があります。引っ張っても抜けないので、そのままにしておきます。

熊手を使ってディコンドラを引き剥がします。バラの根を傷つけそうで心配ですが、ガシガシやります。

まだ残っていますが、これ以上熊手を使うと、バラの根が心配なので、このくらいにします。

鉢上げのために用意したものです。

リッチェルの12号鉢、「ハニーミント 」のバラ用培養土、「ローズショップ」のぼかし肥料(有機肥料)です。

「ハニーミント 」のバラ用培養土はフワフワの土です。

鉢に培養土と有機肥料を入れます。その上からまた土を被せ、肥料が直接バラの根に当たらないようにします。

バラの株を鉢に入れます。よく見ると、白くて太い根は、ディコンドラの根のようです。思ったより深いところまで、ディコンドラが侵略していたようです。

ディコンドラの根を手で抜いていきます。太くて強い根なので途中で切れることもなく、スッと抜けます。細い根がバラの根のようです。

だいたい抜き終わったので株を鉢に入れ直します。

上から土を被せます。

土を入れ終わりました。

水をたっぷり与えます。すべて染み込んでしまったら、また、鉢底から水が流れるまで与えます。

鉢に植え終わったので、剪定をしていきます。

枯れ枝が何本かあるので、これを切り取ります。

枯れ枝を取り除き、少しすっきりしました。全体に細い枝ばかりで、根もあまり張っていなかったので、強い剪定はしないことにします。水やりチェッカーの「サスティー」を刺して終了です。

繁殖力の強い「ディコンドラ」に養分を取られていたのかもしれません。これからは鉢植えで管理して、元気な株に育ってくれることを願います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です