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バラ初心者が栽培したジュビリー・セレブレーション①大輪の華やかな廃盤イングリッシュ・ローズ

バラ栽培を始めて3年。初心者向けのバラだけ育てています。

ジュビリー・セレブレーションはどんなバラ?

大輪の豪華なバラ

花径11センチの大輪の花。花の中心が濃いピンクで、外側に向かって淡くなります。少し黄色がかるため暖かいコーラルピンクの花色です。

11月上旬。花弁の付け根がうっすら黄色。

クォーター・ロゼット咲き。花弁が厚めのため、イングリッリュローズには珍しく、花もちがよい方です。

数輪の房になって咲きます。花が大きいためうつむいて咲きます。

プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントに似ていますが、プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントはさらに花が大きく、花径12センチになります。

エリザベス女王即位50周年

エリザベス女王即位50周年を記念して命名されました。

栽培して気付いたジュビリー・セレブレーションの魅力

香りが強い

柑橘系と甘い香りが混ざった強い香りがします。スコットランドの香りのコンテストで優勝しています。

花つきが良い

大輪の花には珍しく、四季咲きで花つきが良く、秋にも咲きます。真夏にもよく蕾をつけるため、株を弱らせないためには摘蕾をする必要があります。

下の写真は10月中旬のものです。

11月上旬につけた蕾です。

栽培して気付いたジュビリー・セレブレーションの欠点

黒星病になりやすい

耐病性は中程度で、2週間に一回の薬剤散布が必要です。これを怠ると黒星病にかかりやすくなります。

成長が遅い

花をよく咲かせるため、株の成長が遅く感じます。横張りで樹高1.2mともともとコンパクトですが、夏にも花を咲かせてしまっていたため、大苗を植えて2年目ですがまだ60センチほどの小さな株のままです。

こんな方におすすめ

大輪の華やかなバラが好き

イングリッシュローズの中ではゴールデン・セレブレーションプリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントに次いで大きな花を咲かせます。

5月に咲いたゴールデン・セレブレーションの一番花です。

下はプリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントの5月の一番花です。

上の2つに比べると少しサイズが小さいように感じます。花色も、派手!というよりは、温かみのあるピンクで上品な華やかさがあります。

完全四季咲きのバラを育てたい

花つきがよく、晩秋まで花をつけます。株が小さくてもよく花をつけ、大輪の花が咲きます。

写真は11月上旬の花です。もう、かなり寒い季節です。

下の写真は11月中旬のものです。蕾がつきました。葉に黒星病の点々が出ています。

12月中旬の花です。

12月中旬、ポツリ、ポツリと咲いています。

12月下旬です。まだ咲いています。

初心者へのおすすめ度

★★☆☆☆

花は美しいですが、黒星病にかかりやすいと感じます。薬剤散布を2週間に一度行う必要があります。

ただ、花は本当に美しいです。

冬に地植えから鉢植えに植え替えしてみようと思います。植え替えと、それ以降の栽培記録はこちら(ジュビリー・セレブレーション②)

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