バラ栽培を始めて3年。初心者向けのバラだけ育てています。
「ピエール・ド・ロンサール」は育てやすいつるバラです。一期咲きで春にしか咲かないのは残念ですが、花が美しく人気があります。その他の「ピエール・ド・ロンサール」の特徴はこちら(「ピエール・ド・ロンサール」①)
冬の誘引〜2月中旬
丸2年ほどほとんどほったらかしの「ピエール・ド・ロンサール」です。
3年前に大苗を購入して地植えにし、最初の春はその開花に感動したのですが、一季咲きで春以外は葉が茂っているだけなので、世話が億劫になってしまったのです。
冬の寒肥も施していないのに、大きく育ちました。2年以上前にフェンスに誘引した麻紐が残っています。
剪定もしていないので伸び放題です。葉も取らずにそのままだったので、とりあえず残っている葉を取り去ります。
完全に枯れている枝は切り落とします。全体に枯れているようにも見えますが、生きています。
ほとんど変わらないように見えますが、いちおう枯れ枝は取り除きました。
フェンスの反対側へ伸びてきている枝をゆるく麻紐でフェンスに結び付けました。ほとんど誘引とは呼べないような作業でしたが、これで終了にします。
寒肥を施す〜2月下旬
2年間放っておいて、寒肥もその他の肥料も一切与えていません。
寒肥はバラの株元の周辺に深い穴をいくつか掘って、そこに堆肥と有機肥料を入れるのが基本です。でも、地面を深く掘るのが大変なので、今年は株元を浅く広く掘って、そこに堆肥と有機肥料をすき込む簡単なやり方にしようと思います。
地面にはグラウンドカバーの「ディコンドラ」がびっしり生えています。まずはこれを取り除かないといけません。
熊手を使って「ディコンドラ」を地面から取り除きます。引き剥がすイメージです。それほど力は要りませんが、量が多いです。
地面にすき込む堆肥にはローズショップの「馬ふん堆肥」、有機肥料には「花ごころ特選有機バラの肥料」を使います。
「ディコンドラ」を取り除いた後に堆肥と有機肥料を撒きます。この馬ふんはさらさらとしていて匂いもなく使いやすいです。
上から庭の土を被せて終了です。
長い間、何の手入れもしなかった「ピエール ・ド・ロンサール」ですが、今年の秋は健気に花を咲かせてくれました。反省して今年はちゃんとお世話をしようと思います。
コメントを残す