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ザ・ミル・オン・ザ・フロスの栽培記録〜冬の誘引・寒肥から、春の芽吹きと一番花まで〜

ザ・ミル・オン・ザ・フロスを地植えにして迎えた最初の冬
よく伸びた枝を簡易フェンスに誘引し、寒肥を施して、春の花を待ちました

2022年5月15日 冬の作業を経て咲いたザ・ミル・オン・ザ・フロス
2022年5月15日 冬の作業を経て咲いたザ・ミル・オン・ザ・フロス

ここでは、2022年2月の誘引から、3〜4月の芽吹き、5月の一番花までを紹介します
作業の途中にやって来た野良猫や、試してみたマルチングのことも含めた栽培記録です

花の特徴や黒星病への強さ、秋の花つきについては、ザ・ミル・オン・ザ・フロスの品種紹介にまとめています

2月中旬〜よく伸びた枝を簡易フェンスに誘引

初めての冬にも緑の葉が残っていた

1年前に大苗を購入して地植えにした株です
2月中旬までに何度か雪が降りましたが、まだ緑色の葉が残っていました
このときの高さは約120cmで、前年は黒星病にもあまりかからず育ちました

2022年2月13日 初めての冬を迎えた株
2022年2月13日 初めての冬を迎えた株

元気な株に見えても、近づくと枯れ枝が何本かありました
まずは枯れ枝を取り除いてから、伸びた枝を誘引することにしました

庭のフェンスまで届かず、手前に支えを置く

本当は庭の境のフェンスを使いたかったのですが、株から少し距離があります
そこで、株の手前に簡易フェンスを置いて枝を留めることにしました

株の手前に置いた誘引用の簡易フェンス
株の手前に置いた誘引用の簡易フェンス

枝を横に寝かせるようにして、麻紐でフェンスに留めていきます
左側を留めたあと、右側にもフェンスを挿しました

枝を麻紐で簡易フェンスに留めたところ
枝を麻紐で簡易フェンスに留めたところ

左右の枝を留めて、誘引を終える

左右の枝をフェンスに留め、誘引を終えました
これは、このときの株と庭のスペースに合わせた仕立て方です

2022年2月23日 左右の枝の誘引を終えた株
2022年2月23日 左右の枝の誘引を終えた株

2月下旬〜株元を整えて寒肥を施す

ディコンドラと枯れ葉を取り除く

次は寒肥です
株元にはグラウンドカバーのディコンドラや枯れ葉が広がっていました
まずそれらを取り除き、バラの根を傷つけないように表面近くを浅く耕しました

2022年2月28日 株元を整理し、浅く耕したところ
2022年2月28日 株元を整理し、浅く耕したところ

当時使った有機肥料と馬ふん堆肥

このとき使ったのは、花ごころの特選有機バラの肥料と、バラ専用の馬ふん堆肥です
いくつも穴を掘る作業が大変だったため、この年は株の周囲の浅い部分に混ぜ込む方法にしました

株元に入れた馬ふん堆肥と有機肥料
株元に入れた馬ふん堆肥と有機肥料

最後に庭の土をかぶせて、作業を終えました
樹勢の強さを感じる株なので、春にどんな花を見せてくれるか楽しみでした
ここで紹介しているのは当時の作業で、肥料の量や使い方は製品の表示に合わせます

3月〜病気・害虫対策とマルチング

暖かくなり、春の手入れを始める

3月に入ると暖かい日が増え、アブラムシなどが気になる時期になりました
当時はベニカXガード粒剤を株元に使い、3月中旬には殺菌スプレーも使っています

薬剤は、対象の植物・病害虫、使用時期や回数などをラベルで確認して使います
当時の作業記録を、そのまま毎年同じように行う手順としてではなく、株の状態を見ながら手入れした経過として残しています

庭仕事の途中にやって来た野良猫

暖かい日だったので、野良猫もやって来ました
バラの根元でオシッコしないでほしいです

春の庭にやって来た野良猫
春の庭にやって来た野良猫

ベラボンを試したものの、継続はしなかった

ディコンドラや雑草が株元に広がっていたため、この年はマルチングにベラボンを使ってみました
地植えのバラ5株に20L入り1袋を使ったので、当時の使用量は1株あたり約4Lです

マルチングに使ったベラボン
マルチングに使ったベラボン

軽くて扱いやすく、敷いたあとは株元もすっきり見えました
ご近所の方に「バラを植えているんですね〜」と声をかけられることもあり、マルチングをすると手をかけているように見えるのかもしれません

ベラボンを敷いた当時の株元
ベラボンを敷いた当時の株元

ただ、その後は風で飛んでいったり、土に紛れたりしてしまいました
そのため、現在はマルチングとして継続して使っていません
このときは試してみましたが、使い続ける方法にはなりませんでした

3月下旬〜4月上旬、葉が増えていく

3月23日〜ようやく葉が見え始める

3月下旬になると、枝に葉が出てきました
まだ株元の方は寂しいですが、冬の枝だけの姿から変わり始めています

2022年3月23日 葉が出始めた株
2022年3月23日 葉が出始めた株

4月4日〜数日で葉が増える

4月に入ると、たった数日でも葉が増えていきました
最初は茶色っぽく見えた葉もありましたが、少しずつ茂っていく様子を見ると春を感じます

2022年4月4日 葉が増えてきたザ・ミル・オン・ザ・フロス
2022年4月4日 葉が増えてきたザ・ミル・オン・ザ・フロス

4月10日〜蕾はまだでも、株は元気

この日は最高気温27度の暑い日でした
花が咲く前からこんなに暑くなると、バラたちのことが心配になります
まだ蕾は見えませんが、株は元気に育っていました

2022年4月10日 蕾が見える前の株
2022年4月10日 蕾が見える前の株

5月中旬〜待っていた一番花が咲く

5月11日〜蕾が増えてきた

5月11日には蕾が増え、葉の色も黄緑色になってきました
冬に枝を誘引した株に、いよいよ花が見られそうです

2022年5月11日 蕾が増えてきた株
2022年5月11日 蕾が増えてきた株

5月14日〜小さな花が開き始める

5月14日、咲き始めました
小ぶりですが、花弁がぎゅっと詰まっています

2022年5月14日 開きかけの一番花
2022年5月14日 開きかけの一番花

花弁の縁の濃いピンクがきれいです
大輪の華やかな花も好きですが、こんな小さな花にも可愛らしさがあります

2022年5月14日 濃いピンクの縁取りが見える花
2022年5月14日 濃いピンクの縁取りが見える花

5月15日〜開いた花の可愛らしさ

翌日にも、可愛らしい花が見られました
淡い花弁と濃い縁取りの組み合わせが、このバラの魅力です

2022年5月15日 春に咲いたザ・ミル・オン・ザ・フロス
2022年5月15日 春に咲いたザ・ミル・オン・ザ・フロス

冬の誘引や土を触る作業をしているときには、枝ばかりの姿ですが、春にはこんな花を見せてくれます
枝と葉の変化を追ってから見る一番花は、やはり嬉しいものです

2022年5月15日 小ぶりでも整った花形
2022年5月15日 小ぶりでも整った花形

開花期の薬剤散布で感じたこと

このころ、初めて電池式噴霧器を使いました
それまで面倒そうだと思っていた希釈作業も、付属の計量カップを使うと、思ったほど大変ではありませんでした

当時は庭の約30株に散布して30〜40分ほどで、ハンディスプレーを使っていたときより時間を短縮できました
ただ、使った液は約7Lだったため、3Lの噴霧器では途中で作り直す必要がありました
育てる株数によって、扱いやすい容量は変わると感じました

冬から春まで育てて感じたこと

ザ・ミル・オン・ザ・フロスは、葉が茂る頼もしさと、小ぶりな花の可愛らしさの両方を楽しめるバラです
この年は、簡易フェンスへの誘引、寒肥、春の手入れを経て、5月中旬に一番花が咲きました

よく伸びる株なので、植える場所や枝を支える方法は考えておきたいところです
黒星病への強さやトゲ、秋の花つきも含めた感想は、ザ・ミル・オン・ザ・フロスを育てた品種紹介をご覧ください

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