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ピエール・ドゥ・ロンサールを7年育ててみた〜早咲きの大輪と、返り咲き・黒星病・誘引で感じたこと〜

ピエール・ドゥ・ロンサールの大苗を購入してから、約7年が経ちました
あまり世話をせず、ほったらかしにしてしまうこともありますが、毎年花を咲かせてくれます

4月下旬に咲いたピエール・ドゥ・ロンサールの大輪の花
2025年4月下旬、庭のほかのバラに先がけて咲いた花

淡いグリーンから白、ピンクへ続く透明感のある花色と、大輪の花は今も大好きです
一方で、大きく伸びる枝の誘引や、黒星病を防ぐ薬剤散布には手間がかかりました
丈夫に育つ頼もしさと、花を美しく見せる難しさの両方を、実際の写真とともに紹介します

ピエール・ドゥ・ロンサールはどんなバラ?

ピエールドロンサールとも表記される、長く親しまれてきたつるバラです
2006年に世界バラ会連合のバラの殿堂入りをしています
私もバラ栽培を始めたころに、その花に惹かれて迎えました

花色淡いグリーンを帯びた白から、中心のピンクへのグラデーション
花形・大きさ大輪のカップ咲き
開花性返り咲き
育てた株は春の花が中心で、秋はぽつりと咲きました
香り微香
株の姿大きく伸びるつるバラ
育てた株は大苗を植えた1年目に枝が約2m伸びました
気になる点花が重みで下を向くこと、誘引と黒星病対策の手間

透明感のあるグラデーションと、大輪の花

花の外側の淡いグリーンから白を経て、中心のピンクへと続くグラデーションが、とても美しく目を惹きます
ピンクのバラはたくさんありますが、この花の透明感のある色合いは特に魅力的です

白からピンクへのグラデーションが美しいピエール・ドゥ・ロンサール
透明感のあるピンクと白のグラデーションが魅力です

一輪ずつが大きく、花弁が幾重にも重なるカップ咲きで、春の開花は華やかです
長く人気があるのも、この花を見るとよく分かります

4月下旬から咲く、庭では早咲きのバラ

2025年は4月29・30日には、すでに花を楽しめていました
育てている庭のバラの中では早咲きです
ほかのバラの開花を待つころに、大きなピンクの花を見せてくれるのが嬉しいです

空を背景にピンクと白の花を咲かせたピエール・ドゥ・ロンサール
あまり手をかけられなくても、毎年花を見せてくれます

購入から約7年、毎年咲いてくれる頼もしさ

大苗を購入してから約7年、決して丁寧に世話を続けてきたわけではありません
あまり手をかけられず、ほったらかしになってしまっても、毎年花を咲かせてくれます
その生命力を見ると、やはり丈夫で頼もしいバラだと思います

ただ、元気に育って花が咲くことと、枝を整え、きれいな葉を保ちながら花を楽しむことは違いました
大きく育つ力があるからこそ、場所や手入れのことも考えて迎えたいバラです

大きな花が下を向くので、誘引して楽しむべきでした

大きな花は豪華ですが、重みで下を向いてしまいました
花の正面が見えにくく、せっかくの美しい花を十分に楽しめていなかったと思います

大きな花が下を向いて咲くピエール・ドゥ・ロンサール
大輪の花は、重みで下を向いてしまいました

枝を支え、花を眺めやすい位置へ

ピエール・ドゥ・ロンサールはつるバラなので、枝をきちんと誘引して、花を眺めやすい位置で咲かせて楽しむべきでした
株が元気に大きく育つことと、花を美しく見せることは違うのだと感じます

枝が広がり、花が低い位置で下を向くピエール・ドゥ・ロンサールの株
花を眺めやすい位置へ、枝を誘引して楽しむべきだったと思います

大苗を植えた1年目で枝が約2m伸びました
株に任せて伸ばすと、限られた場所では持て余してしまう大きさになります
フェンスなど、枝を留めて広げられる場所を用意しておけばよかったと思います

四季咲きではなく、花の中心は春

ピエール・ドゥ・ロンサールは返り咲きのバラです
育てた株では春の花が中心で、秋にはぽつり、ぽつりと数輪咲く程度でした
春の開花は素晴らしいのですが、四季咲きのバラのように繰り返し花を楽しめないのは、私には残念なところです

11月下旬に返り咲きしたピエール・ドゥ・ロンサール

こちらは11月下旬に咲いた花です
春以外にも咲いてくれると嬉しいのですが、花のない間も大きな株の手入れは必要です
そのため、世話が億劫になってしまった時期もありました

黒星病対策は、大きな株ほど手間がかかる

毎年咲いてくれる丈夫さはありますが、黒星病に特に強いとは感じていません
葉をきれいに保つため、月2回を目安に薬剤散布をしていた時期もあります
葉が茂った大きな株への散布と、伸びる枝の誘引を続けるのは、なかなか大変でした

似た花色を四季咲きで楽しみたいなら、ロクサーヌも

ピエール・ドゥ・ロンサールの花色は好きだけれど、春以外も花を楽しみたい、病気への手入れを少なくしたい
そんな方には、ロクサーヌも候補にしてほしいと思います

ピエール・ドゥ・ロンサールと似た淡いグリーン・白・ピンクの花色を楽しめるロクサーヌ
こちらは四季咲きのロクサーヌです

ロクサーヌでも、淡いグリーンから白、中心のピンクへ続く優しいグラデーションを楽しめます
四季咲きで、実際に育てた株も黒星病に強く、7月にもきれいな葉を保っていました

ピエール・ドゥ・ロンサールは大きく育つつるバラ、ロクサーヌは木立性なので、庭での楽しみ方は違います
春のつるバラの華やかさを楽しむか、似た花色を繰り返し楽しむか、好みに合わせて選ぶのもよいと思います
ロクサーヌの花色・耐病性と、春・夏の花の違いを見る

ピエール・ドゥ・ロンサールをすすめたいのは、こんな方

春に一度、華やかに咲く花を楽しみたい方へ

最近の新しいバラは、四季咲きで繰り返し花を楽しめる品種が多く、春から秋まで咲くことを当たり前に思うかもしれません
でも、ピエール・ドゥ・ロンサールは違います
四季咲きではなく、春の花を中心に楽しむバラです

分類は返り咲きですが、育てた株は秋にぽつりと咲く程度で、実感としては一季咲きに近いです
最近の四季咲きのバラのような、繰り返す開花を期待して選ぶと、物足りなく感じると思います

それでも、春に一度、華やかに咲く大輪の花が大好きで、枝を誘引する場所と手入れの時間を用意できる方には、魅力の大きいバラです
窓辺やフェンスを美しい花が飾る風景を作りたいなら、候補にしたくなります

一方、コンパクトな株で春から秋まで花を楽しみたい方や、薬剤散布の手間を減らしたい方には、ほかの品種も見比べてほしいです
約7年育ててきた私には、毎年咲く頼もしさと、あの透明感のある花色が、今も心に残っています

育てた経験で比較した、淡いピンクのバラ5選を見る

ピエール・ドゥ・ロンサールの苗を探す

苗を迎える前には、大きく伸びる枝をどこへ誘引するかも考えておきたいです
下の画像やリンクから、販売店ごとの苗の種類・在庫・価格を比較できます

品種の開花性などの参考:京成バラ園芸のピエール・ドゥ・ロンサールの紹介/バラの家の特性表

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