ピエール・ドゥ・ロンサールの大苗を購入してから、約7年が経ちました
あまり世話をせず、ほったらかしにしてしまうこともありますが、毎年花を咲かせてくれます

淡いグリーンから白、ピンクへ続く透明感のある花色と、大輪の花は今も大好きです
一方で、大きく伸びる枝の誘引や、黒星病を防ぐ薬剤散布には手間がかかりました
丈夫に育つ頼もしさと、花を美しく見せる難しさの両方を、実際の写真とともに紹介します
ピエール・ドゥ・ロンサールはどんなバラ?
ピエールドロンサールとも表記される、長く親しまれてきたつるバラです
2006年に世界バラ会連合のバラの殿堂入りをしています
私もバラ栽培を始めたころに、その花に惹かれて迎えました
| 花色 | 淡いグリーンを帯びた白から、中心のピンクへのグラデーション |
|---|---|
| 花形・大きさ | 大輪のカップ咲き |
| 開花性 | 返り咲き 育てた株は春の花が中心で、秋はぽつりと咲きました |
| 香り | 微香 |
| 株の姿 | 大きく伸びるつるバラ 育てた株は大苗を植えた1年目に枝が約2m伸びました |
| 気になる点 | 花が重みで下を向くこと、誘引と黒星病対策の手間 |
透明感のあるグラデーションと、大輪の花
花の外側の淡いグリーンから白を経て、中心のピンクへと続くグラデーションが、とても美しく目を惹きます
ピンクのバラはたくさんありますが、この花の透明感のある色合いは特に魅力的です

一輪ずつが大きく、花弁が幾重にも重なるカップ咲きで、春の開花は華やかです
長く人気があるのも、この花を見るとよく分かります
4月下旬から咲く、庭では早咲きのバラ
2025年は4月29・30日には、すでに花を楽しめていました
育てている庭のバラの中では早咲きです
ほかのバラの開花を待つころに、大きなピンクの花を見せてくれるのが嬉しいです

購入から約7年、毎年咲いてくれる頼もしさ
大苗を購入してから約7年、決して丁寧に世話を続けてきたわけではありません
あまり手をかけられず、ほったらかしになってしまっても、毎年花を咲かせてくれます
その生命力を見ると、やはり丈夫で頼もしいバラだと思います
ただ、元気に育って花が咲くことと、枝を整え、きれいな葉を保ちながら花を楽しむことは違いました
大きく育つ力があるからこそ、場所や手入れのことも考えて迎えたいバラです
大きな花が下を向くので、誘引して楽しむべきでした
大きな花は豪華ですが、重みで下を向いてしまいました
花の正面が見えにくく、せっかくの美しい花を十分に楽しめていなかったと思います

枝を支え、花を眺めやすい位置へ
ピエール・ドゥ・ロンサールはつるバラなので、枝をきちんと誘引して、花を眺めやすい位置で咲かせて楽しむべきでした
株が元気に大きく育つことと、花を美しく見せることは違うのだと感じます

大苗を植えた1年目で枝が約2m伸びました
株に任せて伸ばすと、限られた場所では持て余してしまう大きさになります
フェンスなど、枝を留めて広げられる場所を用意しておけばよかったと思います
四季咲きではなく、花の中心は春
ピエール・ドゥ・ロンサールは返り咲きのバラです
育てた株では春の花が中心で、秋にはぽつり、ぽつりと数輪咲く程度でした
春の開花は素晴らしいのですが、四季咲きのバラのように繰り返し花を楽しめないのは、私には残念なところです

こちらは11月下旬に咲いた花です
春以外にも咲いてくれると嬉しいのですが、花のない間も大きな株の手入れは必要です
そのため、世話が億劫になってしまった時期もありました
黒星病対策は、大きな株ほど手間がかかる
毎年咲いてくれる丈夫さはありますが、黒星病に特に強いとは感じていません
葉をきれいに保つため、月2回を目安に薬剤散布をしていた時期もあります
葉が茂った大きな株への散布と、伸びる枝の誘引を続けるのは、なかなか大変でした
似た花色を四季咲きで楽しみたいなら、ロクサーヌも
ピエール・ドゥ・ロンサールの花色は好きだけれど、春以外も花を楽しみたい、病気への手入れを少なくしたい
そんな方には、ロクサーヌも候補にしてほしいと思います

ロクサーヌでも、淡いグリーンから白、中心のピンクへ続く優しいグラデーションを楽しめます
四季咲きで、実際に育てた株も黒星病に強く、7月にもきれいな葉を保っていました
ピエール・ドゥ・ロンサールは大きく育つつるバラ、ロクサーヌは木立性なので、庭での楽しみ方は違います
春のつるバラの華やかさを楽しむか、似た花色を繰り返し楽しむか、好みに合わせて選ぶのもよいと思います
ロクサーヌの花色・耐病性と、春・夏の花の違いを見る
ピエール・ドゥ・ロンサールをすすめたいのは、こんな方
春に一度、華やかに咲く花を楽しみたい方へ
最近の新しいバラは、四季咲きで繰り返し花を楽しめる品種が多く、春から秋まで咲くことを当たり前に思うかもしれません
でも、ピエール・ドゥ・ロンサールは違います
四季咲きではなく、春の花を中心に楽しむバラです
分類は返り咲きですが、育てた株は秋にぽつりと咲く程度で、実感としては一季咲きに近いです
最近の四季咲きのバラのような、繰り返す開花を期待して選ぶと、物足りなく感じると思います
それでも、春に一度、華やかに咲く大輪の花が大好きで、枝を誘引する場所と手入れの時間を用意できる方には、魅力の大きいバラです
窓辺やフェンスを美しい花が飾る風景を作りたいなら、候補にしたくなります
一方、コンパクトな株で春から秋まで花を楽しみたい方や、薬剤散布の手間を減らしたい方には、ほかの品種も見比べてほしいです
約7年育ててきた私には、毎年咲く頼もしさと、あの透明感のある花色が、今も心に残っています
ピエール・ドゥ・ロンサールの苗を探す
苗を迎える前には、大きく伸びる枝をどこへ誘引するかも考えておきたいです
下の画像やリンクから、販売店ごとの苗の種類・在庫・価格を比較できます
品種の開花性などの参考:京成バラ園芸のピエール・ドゥ・ロンサールの紹介/バラの家の特性表











コメントを残す