バラ栽培を始めて3年。初心者向けのバラだけ育てています。
「プラム・パーフェクト」はどんなバラ?
コルデスの紫色の花
コルデス作出、2018年日本発表のバラです。濃い赤紫色の花色が遠くからでも目を引きます。
花径7センチの丸弁ロゼット咲きの花が数輪の房咲きになって咲きます。
写真は10月下旬の花です。房咲きになっています。
木立性。四季咲きです。
耐病性が高い
紫色のバラは病気に弱いという常識を覆すバラです。耐病性が高く、黒星病になりにくいです。
栽培して気付いた「プラム・パーフェクト」の魅力
樹勢が強い
樹勢が強くよく伸びます。成長が早く、すぐに大きくなります。「ノヴァーリス」と良く似た株です。
枝が硬くゴツゴツした印象の株。葉は照り葉で病気にかかりにくいです。
花持ちが良い
花弁が厚めでしっかりしています。そのためか花持ちがとても良く、1週間以上きれいに咲いています。
雨にも強く、強い雨で多少花弁が傷んでも、花は散らずに残っています。
10月中旬の花です。
上の写真から1週間後の花です。この1週間に何度か雨が降りましたが、花はまだ残っています。
栽培して気付いた「プラム・パーフェクト」の欠点
株が大きくなる
地植えでは、大苗を植えて2年で150センチ程になります。
横には広がらないので、横のスペースはとりませんが、背が高いです。
香りが弱い
あまり香りがありません。
こんな方におすすめ
栽培の手間がかからないバラが欲しい
病気にとても強いので、薬剤散布の手間がかかりません。常にきれいな葉を保っています。
ほとんど無農薬でも病気にかかりにくい、丈夫なバラです。
紫色のバラでは「ノヴァーリス」が一番耐病性が高く、「プラム・パーフェクト」はその次に耐病性が高いと言われます。しかし、栽培した実感では「プラム・パーフェクト」も「ノヴァーリス」と同じくらいの耐病性の高さだと感じます。
紫色のバラを部屋に飾りたい
紫色のバラは多くの種類がありますが、このバラはその中でも特に花持ちが良いです。切花にしても何日か美しい状態を保つので、咲いたら部屋に飾って楽しむ事ができます。
晩秋まで咲く
四季咲き性が強く、晩秋まで咲きます。他のバラが蕾をつけたまま開花しない中、このバラは寒い中、開花してくれます。
下の写真は11月中旬の花です。
11月下旬にもよく咲いています。
12月中旬です。まだ咲きます。
冬剪定・寒肥・春の開花は「プラム・パーフェクト」②に「続きます。
初心者へのおすすめ度
★★★★★
黒星病にかかりにくいです。ほとんど薬剤散布をしなくてもきれいな葉を保つことができるので手間がかかりません。
花つきが良く、春から初冬までよく咲きます。花持ちも良く、常に花が咲いている印象です。欠点は香りが弱いことです。また、株が大きくなるので、コンパクトなバラが好みの方には向きません。
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