バラを栽培し始めて3年。初心者向けのバラだけ育てています。
コマツガーデンさんのセールで「訳あり30%off」につられて買ってしまいました。バラ初心者なので「訳あり」苗は買わないようにしていましたが、コマツガーデンさんは有名バラ育成販売会社なので「訳あり」でも良い苗なのではないかと期待しています。
「デイム・ジュディ・デンチ」はこんなバラ
2017年作出のイングリッシュローズです。
濃いアプリコット色の花は、ロゼット咲きで数輪の房で咲きます。
花首は銅色を帯び落ち着いた雰囲気で、花色をより引き立てます。
ティーとフルーツの中香。
花首が細く、半横張り性で枝先が下垂し自然樹形となり、花壇でも鉢植えでも楽しめます。
10月下旬に訳ありセールで購入
コマツガーデンの「訳ありセール」で30%offになっていた株です。黄色っぽく変色した葉が見られます。正規の値段で購入してこの葉の色だと返品しようかと思いますが「訳あり」なので当然です。
でも、セールで購入した3株の中では一番きれいな葉が茂っていました。
11月上旬に「鉢増し」をする
「鉢増し」とは
バラの鉢植えを一回り大きな鉢に植え替えることを「鉢増し」と言います。
鉢増しをすることで土の量が増え、根を増やすことができるため、株が大きく花も多くつきます。鉢から根がはみ出ていたり、株が成長して鉢が小さく感じられるときは鉢増しをするタイミングです。
鉢増しできるのは根鉢ができている(苗を鉢から取り出しても土が崩れない状態である)ときのみ。土が崩れるときは、購入したときの鉢のままでしばらく育て、根鉢ができてから鉢増しをする。
「鉢増し」の方法について詳しくはこちら。
「デイム・ジュディ・デンチ」を大きな鉢に「鉢増し」することにしました。鉢底から根がはみ出していたので、本格的に寒くなる前に少しでも大きな鉢に根を張って欲しいとの思いから、11月上旬に行いました。
「鉢増し」で用意したもの
- 培養土6リットル(今回は「バラの家」の土を使用)
- 有機肥料(「ローズショップ」の「バラ専用ぼかし肥料」)
- 「ベニカXガード粒剤」(殺虫殺菌効果がある)
- 10号鉢(「リッチェル」のバラ用鉢を使用)
「鉢増し」スタート
①培養土に「ベニカXガード粒剤」を混ぜ込む
鉢増しの際に絶対に必要な手順というわけではありませんが、良い機会なので土に混ぜ込んでみました。
②苗を鉢から抜く
鉢底から根がはみ出ているので、まずこれを切ります。
次に、鉢ごと横に寝かせて鉢を上から膝で潰し、鉢内部の左右に隙間を作ります。
株元を手で持ってゆっくりと鉢から苗を抜きます。
抜いた苗。根が張っていて、土は崩れません。
③鉢に培養土と苗を入れる
まず4〜5センチの高さまで鉢の底に培養土を敷き、その上に有機肥料を入れます。
肥料が直接根に当たらないように、肥料の上に培養土を被せ、抜いた苗を置きます。
鉢と苗の隙間に培養土を入れます。
鉢の縁いっぱいまで培養土を入れず、ウォータースペースを3〜5センチ開けておきます。
④水をたっぷり与える
ウォータースペースに水を溜めるようにたっぷりと水を与えます。このとき、強い水圧で土が流れてしまわないように気を付けます。
これで「鉢増し」終了です。所要時間約20分ほどでした。
生育期中の鉢増しでしたが、根を痛めずに行えたかと思います。生育旺盛なようなので、冬の休眠時までに根が張ってくれることを願っています。この後の栽培記録はこちら(「デイム・ジュディ・デンチ」②)
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