バラを栽培し始めて3年。初心者向けのバラだけ育てています。
「プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント」はどんなバラ?
大輪の豪華な花
花径11センチの大輪の豪華な花が咲きます。咲き初めはカップ咲きで咲き進むとロゼット咲きになります。
写真は5月に咲いた花です。
数輪の房になって咲き、花が大きいためうつむき加減に咲きます。四季咲きで、花色は明るいローズピンクです。
株は横張りで樹高1.2mとそれ程大きくなりません。
エリザベス2世のいとこ
花名はエリザベス2世のいとこでバラ愛好家の王女より。
花が豪華です。ローズピンクの大輪がよく咲きます。花の重みでうつむいて咲くことになりますが、やはり華やかです。同じイングリッシュローズ の「ジュビリー・セレブレーション」に似ていますが、ジュビリー・セレブレーションの花色が黄色味を含んだ温かみのあるピンクなのに対して、こちらは青みを感じるピンク色です。
下の写真は春に咲いた「ジュビリー・セレブレーション」です。花弁の付け根が少し黄色みを帯びています。
下の写真は5月の「プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント」です。青みのあるピンク色です。
栽培して気付いた「プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント」の魅力
強い香り
ティーとダマスクにレモンの香りと言われますが、ダマスクのバラらしい香りがします。香水などで使われる、いわゆる「バラの香り」です。
秋もまあまあ咲く
花数は少なくなりますが、秋にも咲きます。
下の写真は10月1日の蕾です。赤い色をしています。
11月下旬の開きかけた花です。
12月上旬、ようやく花が咲きました。春の花よりも小さな花です。青味を帯びたピンク色です。
12月中旬についた蕾です。寒くなっても花は小さくなりますが、咲きます。
栽培して気付いた「プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント」の欠点
黒星病になりやすい
2週間に一回の薬剤散布が必要で、それを怠ると黒星病になりやすいです。
夏に薬剤散布を3ヶ月ほど怠ってしまったので、葉をほとんど落としてしまいました。
秋には新しい葉が生えて晩秋には花も咲きましたが、やはり葉も花も少なめです。
初心者へのおすすめ度
★★☆☆☆
黒星病になりやすいと感じます。花が大きく豪華で香りも素晴らしいのですが、2週間に1度の薬剤散布はたいへんだと感じるので、おすすめしにくいです。
ただ、一度葉を落としてしまっても、また復活します。強いバラだと思います。
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