バラ栽培を始めて3年。初心者向けのバラだけ育てています。
比較的育てやすいと言われるイングリッシュ・ローズの中でも、新品種は特に耐病性が高く、初心者にもおすすめです。実際に育ててみてもサイラス・マーナー は黒星病にかかりにくく、耐病性が高いと感じます。サイラス・マーナー のその他特徴はこちら(サイラス・マーナー ①)
冬剪定〜2月下旬
去年の5月に迎えたサイラス・マーナー の初めての冬です。
枝が細くひょろっとしています。
3本並べてバラを植えてあります。下の写真で向かって左がルドゥーテ、真ん中がダフネ、一番右がサイラス・マーナーです。
3本ともひょろっと似た感じです。この場所は左側に建物があって、南側に大きな木があるので、日当たりがイマイチです。
ルドゥーテはカタログ落ちしたイングリッシュローズでメアリー・ローズの枝変わりです。強健で花が美しくて大好きなバラなのですが廃盤品種なので手に入りにくいです。
下は朝日を浴びるルドゥーテ。美しい花なんです。ルドゥーテの栽培記録はこちら。
メアリー・ローズも2022年に廃盤になってしまいましたが、まだ今は入手可能です。
ダフネは日本のロサ・オリエンティスのバラ。下は11月中旬の花です。フリルが美しいですね。
ダフネの栽培記録はこちら。
さて下はサイラス・マーナー、2月下旬なのに緑色のきれいな葉。でも葉は全て取り去っていきます。
全ての葉を取り去りました。
次に枯れ枝を切り取っていきます。何本かあるので枝の根本から切り取ります。
すっきりしました。細い枝が何本もありますが、残しておきます。後で切るかもしれません。
剪定終了。
ホームセンターで買ったアイアンのフェンスを立てます。細くて軽いフェンスです。
フェンスの下の部分を土に挿して、
枝を寝かせるようにして、麻紐でフェンスに留めていきます。
もう1本フェンスを立てて枝を寝かせて留めていきます。
これで誘引は終了。枝が柔らかいのであまり力を入れる必要はありませんでした。結構寝かせていますが、もともと横張りなのと枝が柔らかいのとで、それほど無理な誘引という感じはしませんでした。
寒肥〜2月下旬
寒肥を施します。
普通、寒肥は株の周りにいくつかの穴を掘り、その穴の中に堆肥と有機肥料を入れて埋めます。この穴を掘る作業がなかなか大変で、時間がかかります。
そこで今年は簡単に、株の周りの土を浅く耕して堆肥と有機肥料をすき込むという簡単な方法で済ませようと思います。
株元には庭のグラウンドカバーのディコンドラがびっしりと生えています。
熊手を使ってディコンドラを取り去っていきます。それほど力は要りませんが、わりと根が深いです。
ディコンドラを取り去るとこんな穴ができました。ここへ堆肥と有機肥料を入れていきます。
使う堆肥はローズショップの「馬ふん堆肥」、有機肥料は「花ごころ特選有機バラの肥料」です。
茶色のおがくずのようなのが馬ふんです。さらさらとしていて匂いもないので、2年前から愛用しています。
手前の白っぽい粒々が有機肥料です。
これらを庭の土と混ぜます。
上から庭の土を被せて終了です。
写真で見ると、まだまだ細い枝がたくさんあります。3月になってまた追加で切るかもしれません。
うちの庭は掘ると石がゴロゴロ出てくるので、出てきた石を取り除く作業で時間がかかります。寒肥も原則通りに深い穴をいくつも掘っていると大変な作業になります。そこで勝手に簡単な方法で代替してしまいましたが、何もやらないよりはマシかと開き直っています。春にいい花が咲いてくれるといいのですが・・。3月のサイラス・マーナー の手入れはこちら(サイラス・マーナー ③3月の作業)
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