ダフネは、フリルのように波打つ花弁と、咲き進むにつれて変わる花色が美しいバラです
繊細な花に見えますが、育ててみると樹勢が強く、葉を落とした後にも新しい葉を伸ばす頼もしさがありました

特に気に入っているのは花もちの良さです
一方、丈夫だからと手入れを休み、黒星病で葉を落としてしまったこともあります
花の魅力とともに、育てて気付いた欠点や注意点もまとめました
ダフネの魅力〜波打つ花弁と、移ろう花色
ピンクから白、淡いグリーンへ
咲き始めのダフネは、サーモンがかった柔らかいピンクです
花弁の縁がひらひらと波打ち、花が開くほどフリルのような姿になります

咲き進むと色が淡くなり、白やアイボリー、淡いグリーンへと変わっていくところも魅力です
ただし、毎回必ず緑色になるわけではありません
バラの家の品種紹介でも、雨の当たらない環境で花色の変化を楽しめることが説明されています

一度咲くと、長く眺めていられる
育てて感じた大きな長所は、花もちの良さです
一度咲くと2週間くらい花を見られることがあり、花の姿がゆっくり変わっていくのを楽しめます
気温や雨などで違いはありますが、すぐに散ってしまうバラとは違う楽しさがあります

以前の記事には、次の11月上旬の写真も、上の写真と同じ花として記録していました
咲き進んだ姿も残り、花もちの良さが印象に残っています

春の花と、青いニゲラと咲く庭
2022年5月〜春の開花
春の栽培記録では、4月に葉が増え、5月初めに蕾が開き始めました
5月4日には、柔らかいピンクの花が開いています

この頃の株は、上の方に蕾があり、下の方で花が咲く姿でした
花のアップだけでなく、株全体を見ると咲く位置も分かります

2025年5月〜ダフネと青いニゲラ
2025年5月の写真では、ピンクのダフネのそばに、青いニゲラが咲いています
ひらひらしたバラの花弁と、細い葉をまとった青い花
それぞれの形が違うからこそ、一緒に咲いたときの雰囲気が素敵です


6月にも残しておきたくなる花の表情
6月の写真にも、ダフネの波打つ花弁と、青いニゲラの姿を残せました
バラ一輪の美しさも好きですが、草花と一緒に咲く庭の景色にも心が和みます

ダフネの欠点・育てて気になったこと
丈夫でも、黒星病にならないわけではない
ダフネは丈夫だと思っていますが、黒星病にかからないバラではありません
2021年は7月から約3か月、薬剤散布を休んでしまい、9月下旬に葉が黄色くなり、黒星病の症状が目立つようになりました

病気の葉を取り除いて手入れをしましたが、10月初めには残していた葉にも黒点が出てきました
きれいに見えた葉にも症状が現れ、がっかりしたのを覚えています
丈夫な品種でも、一度病気が広がるとすぐに元通りとはいきませんでした

新葉が増え、秋の花は見られた
10月中旬になると新しい葉が増え、蕾も見られるようになりました
その後、秋の花を見られたのは嬉しかったです
ただ、春より花は小さく、数も少なめでした
新しい葉にもまた黒点が出て、葉のない枝も残っていました
花を咲かせる力は感じましたが、株全体がすっかりきれいに回復した、という状態ではありません
私がダフネに感じる強さは、病気にならないことよりも、葉を落としてもまた育ち、花を見せてくれるところです
散りにくい花にも、咲き終わりの手入れは必要
花弁があまり散らず、枝についたまま枯れていくことが多いです
風が吹くたびに花弁が地面へ散るバラと違い、掃除の負担が少ないのはありがたいところです
その反面、咲き終わった花がいつまでも残ります
花が長く残るからと放置せず、見終えた花は切り取っています
散りにくいから手入れがいらない、というわけではありません
1年目は、咲かせたい気持ちと株づくりの間で迷う
購入したバラの花は、できるだけ早く楽しみたいものです
でも、若い株や生育が十分でない株は、蕾を摘んで枝葉を育てることも大切です
私も、蕾を摘まずに花を咲かせたロサオリエンティスのバラで、その後の生育や花つきが気になった経験があります
ただ、それだけが原因だったかは分かりません
1年目は一律に花を全部我慢するというより、株の育ち方を見ながら楽しむ量を考えたいと思います
株の大きさと仕立て方も考えておきたい
コンパクトなバラを探す方は、伸びる枝に注意
バラの家では、枝がよく伸び、横にも広がるシュラブとして紹介されています
高さが出るので、花の写真だけで選ばず、植える場所に余裕があるかも考えたいところです
小さくまとまった株を好む方には、伸びる枝が気になるかもしれません
公式には木立状にも小さなつるバラとしても仕立てられるとされていますが、ここでは実際の株姿の写真と、冬の手入れの記録を参考にしていただければと思います
日陰で育つ?〜日当たりの短い場所での記録
以前の3月の記事には、日の当たる時間が短い場所でも葉を増やしてくれた、と書いていました
その姿には頼もしさを感じます
ただ、葉が育つことと花がたくさん咲くことは別なので、日陰でも必ずよく咲く、とまでは言い切れません
日照が少ない庭での実際の開花については、ほかのバラの記録も参考にしてください
朝だけ日が当たる庭で咲いたバラの比較記事はこちら
神話のダフネと、花色の変化
ダフネという名は、ギリシア神話に登場する精霊に由来します
アポロンから逃れ、月桂樹へと姿を変えたダフネ
花色が移ろうこのバラにも、そんな変化する姿が重なります
花もちを楽しみたい方にすすめたいバラ
柔らかなピンク、フリルのような花弁、咲き進むにつれて変わる色
一輪を長く眺めたい方には、魅力の多いバラだと思います
黒星病になった経験はありますが、そこからまた葉を伸ばす強さを見てきました
手入れは必要でも、少し調子を崩しただけですぐに諦めなくてよい頼もしさがあります
花の可愛らしさと、株の力強さの両方が好きなバラです
参考:バラの家 ダフネの品種紹介
同店ではタイプ1に分類されています
花もち・病気からの回復・株姿については、実際に育てた記録と感想を記載しています










コメントを残す