バラ栽培を始めて3年。初心者向けのバラだけ育てています。
「ジュビリー・セレブレーション」は大輪のピンク色の花が咲くイングリッシュローズです。2年前の冬に大苗を購入して地植えにしていましたが、黒星病にかかることが多く、生育不良なので鉢上げして様子を見ることにします。「ジュビリー・セレブレーション」の特徴等はこちら(「ジュビリー・セレブレーション」①)
弱々しい「ジュビリー・セレブレーション」
周りに植えた宿根草に負けてしまったのか、弱々しい「ジュビリー・セレブレーション」です。春から秋まで、真夏でもポツリ、ポツリと花をつけてはいましたが、花数も少なく、株も小さいままです。
黒星病にもなりやすく、夏にはすっかり葉を落としてしまいました。ただ、葉を落としながらも花は咲きます。花数は少ないです。
11月下旬には小さめの花が咲きました。
株の様子です。中央のひょろっとしたのが「ジュビリー・セレブレーション」、左上が「ジギタリス」、左下が「ブルーデイジー」、地面を覆っているのが「ディコンドラ」です。
2月中旬、地植えから鉢植えにする
何度か雪も降り、寒い2月中旬です。元から少なかった葉もすっかり落ちました。
花がらを取り忘れていました。右の葉は、ジギタリスです。
鉢上げするため、スコップで株を掘り上げます。
根があまり張っていないからなのか、簡単に掘り上げられました。
表面にディコンドラがびっしり根を張っています。このディコンドラはグラウンドカバーにしようと芝の代わりに庭に植えたのですが、繁殖力が強く、バラの株元まで進出してきていました。
手前に、1本ひょろりと生えた枝があります。引っ張っても抜けないので、そのままにしておきます。
熊手を使ってディコンドラを引き剥がします。バラの根を傷つけそうで心配ですが、ガシガシやります。
まだ残っていますが、これ以上熊手を使うと、バラの根が心配なので、このくらいにします。
鉢上げのために用意したものです。
リッチェルの12号鉢、「ハニーミント 」のバラ用培養土、「ローズショップ」のぼかし肥料(有機肥料)です。
「ハニーミント 」のバラ用培養土はフワフワの土です。
鉢に培養土と有機肥料を入れます。その上からまた土を被せ、肥料が直接バラの根に当たらないようにします。
バラの株を鉢に入れます。よく見ると、白くて太い根は、ディコンドラの根のようです。思ったより深いところまで、ディコンドラが侵略していたようです。
ディコンドラの根を手で抜いていきます。太くて強い根なので途中で切れることもなく、スッと抜けます。細い根がバラの根のようです。
だいたい抜き終わったので株を鉢に入れ直します。
上から土を被せます。
土を入れ終わりました。
水をたっぷり与えます。すべて染み込んでしまったら、また、鉢底から水が流れるまで与えます。
鉢に植え終わったので、剪定をしていきます。
枯れ枝が何本かあるので、これを切り取ります。
枯れ枝を取り除き、少しすっきりしました。全体に細い枝ばかりで、根もあまり張っていなかったので、強い剪定はしないことにします。水やりチェッカーの「サスティー」を刺して終了です。
繁殖力の強い「ディコンドラ」に養分を取られていたのかもしれません。これからは鉢植えで管理して、元気な株に育ってくれることを願います。
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