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実際に育てた紫のバラ4選〜花色・香り・株の大きさ・耐病性を比較

紫のバラを実際に何種類も育ててきた中から、初心者にもおすすめしやすいノヴァーリス・リラ・コフレ・令の風の4品種を選びました

このブログでは、初心者でも育てられる耐病性と丈夫さを備えたバラの中から、特におすすめの紫のバラを紹介しています
全て実際に育てた品種です
薬剤散布が必要な品種については、その回数や、育てて気になった点もお伝えします

同じ紫系でも、その花色や香り・株の大きさ・耐病性は異なります

たとえばコフレの花色は、グリーンからラベンダーへとグラデーションを描きますが、令の風はグレーがかった藤色、リラはピンクよりの藤色、といったように紫色と言っても、ずいぶん異なります

黒星病への強さもそれぞれ異なります

「病気に強いバラがいい」「鉢植えで育てたい」「香りも楽しみたい」

そんな希望に合わせて選べるよう、気に入っているところも、育てて少し困ったところもまとめました

比較表の評価は、我が家で育てた実感に基づくものです

品種選びの参考にしていただければと思います

ノヴァーリス・リラ・コフレ・令の風

品種名花色香り株姿育てて気になった点
ノヴァーリス淡い藤色控えめ大きく育ち、枝が太く硬い広めの場所が必要
リラピンクよりの藤色楽しめるコンパクト我が家では成長がゆっくりで、夏の花が少ない
コフレグリーン〜白〜ラベンダー控えめ小さな株でも花つきが良い雨で花が傷み、黒星病も出る
令の風グレーがかった藤色控えめ大きく育ち、枝はしなやか猛暑ではきれいに咲きにくい

比較表は、我が家で実際に育てて感じた特徴をまとめたものです

耐病性と薬剤散布の回数は、以下の各品種の紹介で具体的にお伝えします

結局どれを選べばいいの?

品種名こんな人におすすめ
ノヴァーリスとにかく丈夫なバラが欲しい
リラ鉢植え・香り重視
コフレおしゃれな花色重視
令の風トゲが少なく扱いやすいものが欲しい

この4種はどれも育てやすく魅力的なバラですが、実際に育ててみて感じたことから、もし初心者の方に聞かれたらこう答えるかな?という主観です

紫のバラは初心者には難しい?

昔は難しかったが今は違う

実際に何種類も育ててみましたが、「紫のバラだから難しい」とは感じていません

特にノヴァーリスと令の風は病気に強く、初心者だった私でも育てやすい品種でした

一方、同じ紫系でもコフレは黒星病が出ることがありますし、リラは成長がゆっくりです

育て方や自分のライフスタイルに合った品種を選べば、紫のバラでも問題なく育てられると思います

ノヴァーリス〜我が家で特に丈夫な紫バラ〜ただし大きく育ちます

4品種の中で、丈夫さを重視して一つ選ぶならノヴァーリスをおすすめします

ただし大きく育つので、地植えできる方に向いていると感じます

2010年に発表され2013年にADR認証されました

四季咲き・中大輪です

10月上旬のノヴァーリス
秋にも咲きます
長所1:黒星病になりにくいため、薬剤散布の手間がかからない

我が家では、月に1回程度の薬剤散布できれいな葉を保っています

実際に育てていても葉はいつも健康的できれいです

短所:大きくなり、枝がゴツい

樹勢が強く、枝が太く株が大きくなります

放っておくと大きくなり過ぎるので冬剪定で思い切り切るのですが、それでも秋には大きくなります

全体的にゴツゴツした印象で、我が家では庭で伸び伸びと育てたいバラです
鉢植えにするなら、大きく育つ株に合わせた鉢増しや剪定が必要です

短所2:香りが弱い

香りがほとんどありません

実際に栽培した感想をこちらにまとめています

バラ苗は季節によって販売される苗の種類や在庫が変わります
以下では各品種の販売ページをご紹介しています
予約苗はお届けまで時間がかかるため、発送時期もご確認ください
売り切れの場合は、商品紹介内のリンクから他店の取扱いも探せます

リラ〜鉢植え+香りを楽しみたい方におすすめ

鉢植えで紫のバラと香りを楽しみたい方には、4品種の中ではリラをおすすめします

成長はゆっくりなので、時間をかけて株を育てたい方に向いていると感じます

四季咲きの中輪

一時は品切れのことも多かった人気のバラです

長所1:黒星病に強く薬剤散布の手間がかからない

我が家では、年5回程度の薬剤散布できれいな葉を保てていました
現在は月に1回程度の散布を目安にしています

長所2:香りが良い

紫色のバラは香りの薄いものが多い中で、このバラは中香ですが香りがあります

長所3:株がコンパクト

あまり大きくならず扱いやすいです

鉢植え向きだと思います

短所1:成長がゆっくり

我が家では成長がゆっくりです

2年目以降も花つきが物足りなく感じています
夏の花も少なめです

大苗購入後の1年は、蕾を摘んで株を育てることが推奨されている

ロサオリエンティスの他のバラもそうなのですが、大苗を購入して1年目は花を咲かせないことが推奨されています

1年目は蕾を摘んで花を咲かせずに株を充実させ、2年目から花を咲かせるという考え方です

私は花を見たくて、1年目から咲かせてしまいました

そのせいか、成長が少し遅く、2年目以降の花つきも物足りなく感じています

せっかく購入したバラの花を見られずに世話だけするのはなかなか辛いものがあります

実際に栽培した感想はこちらにまとめています

コフレ〜猛暑でもよく咲く、花つき重視の紫バラ

グリーンからラベンダーへ変化するアンティークな花色が魅力です

この花色が素敵すぎて我が家では何株も育てています

これも大変な人気で発売当初は売り切れの多かったバラです

長所1:夏にも良く咲く

最高気温が40℃近くなる猛暑でもよく蕾をつけます
ただ、強い日差しで花弁が傷むため、切り花にして楽しんでいます

花つきは今回ご紹介するバラの中で一番良いです

長所2:花もちが良い

咲いてから散るまでの期間が長く、切り花にしても長く楽しめます

気温30℃を超える7月15日のコフレ(手前左)

短所1:黒星病にはそれほど強くない

コフレには月2回を目安に薬剤を散布しています

ただ、月2回の散布を続けるのは大変で、我が家では黒星病が出ることがあります

雨が続くと、薬剤散布をしていても黒星病は出やすくなります

黒星病にはそれほど強くないと感じますが、葉を落としてもまた新しい葉が生えてきます

基本的に強健です

実際に栽培した感想はこちらにまとめています

令の風〜トゲが少なく扱いやすい紫バラ

トゲが少なく扱いやすい紫のバラを探している方には、令の風をおすすめします

グレーがかった藤色とフワフワの花弁が美しいバラです

四季咲きで花径10センチの淡いラベンダー色の花が房になって咲きます

長所1:トゲが少ない

トゲが少なく、直立性の樹形で枝も暴れないので扱いやすいです

直立性・樹高1.5m程
長所2:黒星病になりにくく薬剤散布の手間がかからない

我が家では、年5回程度の薬剤散布できれいな葉を保っています

短所1:香りがほとんどない

ほとんどバラらしい香りはしません

短所2:猛暑でも株は元気ですが、きれいな花は少なくなります

令の風は猛暑でも株は元気に育ちますが、我が家では7月・8月に美しい花をあまり見られませんでした

株は大きく育ちますが、枝はしなやかで、ノヴァーリスのようなゴツゴツした印象はありません

実際に栽培した感想はこちらにまとめています

花色の好みで、こちらの2品種も

薄い墨のような、赤みの少ない花色が好きな方には、ブルーグラビティもご覧いただきたいバラです

ブルーグラビティの薄墨のような花色と、育てた記録

濃い赤紫色や、花もちの良い切り花を楽しみたい方には、プラムパーフェクトもおすすめです

プラムパーフェクトの花もちと、切り花の魅力

我が家の紫バラに実際に使っている肥料

今回紹介した紫バラにはオーガニック肥料と化成肥料を毎月交互に与えています

下は特に紫バラ専用というわけではありませんが、バラを育てる際に実際に使っているものです

黒星病対策に使っているもの

ノヴァーリスや令の風はかなり病気に強いですが、コフレなどは黒星病が出ることがあります

リラ・コフレであればこのスプレータイプを使い、リラには1ヶ月に1回、コフレには2週間に1回散布すると黒星病にかかりにくいと思います

ノヴァーリスや令の風は年5回程度の散布を目安にしていますが、他のバラのついでに薬剤散布することもあるので、もう少し多く薬剤散布しているかもしれません

株が大きくなるバラには、スプレータイプよりも噴霧器を使う方が作業しやすいです

希釈するタイプの薬剤は面倒なようですが、お得です

噴霧器には手動のポンプ式・充電式・電池式があります

私は以前は手動のポンプ式を使っていましたが、手が疲れてしまうので、今は電池式を使っています

同じ作用の殺菌剤に偏らないよう、作用の異なる薬剤を順番に使うローテーション散布がおすすめです

丈夫さ・香り・株の大きさに合わせて選んでみてください

実際に育ててみると、同じ紫系のバラでも、花つきや病気への強さ、香りには違いがありました

写真と栽培の実感が、ご自分の庭や鉢に合う一株を選ぶ参考になれば嬉しいです

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