紫のバラをお探しの方へ。実際に育てた中で、夏の暑さと病気に強く、育てやすいと感じたバラだけを紹介し、購入リンク付きでまとめました
↓毎月交代でバラに与えると花付きが良くなります
紫のバラは栽培が難しい?
昔は難しかったが今は違う
以前は紫色のバラは病気になりやすく、栽培が難しいと言われていました
しかし今は耐病性に優れた紫色のバラが多く発表されています
暑さと病気に強い紫バラ
ほとんど手間なしでOK!最強の紫バラ
ノヴァーリス〜コルデス
2010年に発表され2013年にADR認証されました
「最強の青バラ」と呼ばれるように、病気に強く、栽培が容易です
四季咲き・中大輪です

長所1:黒星病になりにくいため、薬剤散布の手間がかからない
月に1回程度の薬剤散布できれいな葉が保てますが、無農薬でも育てられます
実際に育てていても葉はいつも健康的できれいです
短所:大きくなり、枝がゴツい
樹勢が強く、枝が太く株が大きくなります
放っておくと大きくなり過ぎるので冬剪定で思い切り切るのですが、それでも秋には大きくなります
全体的にゴツゴツした印象で、鉢植えには向かないのでは?と育てていて思います
短所2:香りが弱い
香りがほとんどありません
実際に栽培した感想をこちらにまとめています
香りの良いおすすめ紫バラ
リラ〜ロサオリエンティス
2020年に発表された新しい品種
カップ咲きの美しい花の形です

四季咲きの中輪

一時は品切れのことも多かった人気のバラです
長所1:黒星病に強く薬剤散布の手間がかからない
年5回程度の薬剤散布のみできれいな葉を保つことができ、無農薬でも栽培できると思います
長所2:香りが良い
紫色のバラは香りの薄いものが多い中で、このバラは中香ですが香りがあります
長所3:株がコンパクト
あまり大きくならず扱いやすいです
鉢植え向きだと思います
短所1:夏の花つきが悪い
暑さには強いのですが、夏の花つきが良くありません
実際に栽培した感想はこちらにまとめています
夏にも良く咲く個性派の紫バラ
コフレ〜ローズドゥメルスリー
2019年作出のバラ
グリーン〜ラベンダー色へのグラデーションが美しいバラです

これも大変な人気で発売当初は売り切れの多かったバラです
長所1:夏にも良く咲く
最高気温が40℃近くなる猛暑でもよく蕾をつけます
花つきは今回ご紹介するバラの中で一番良いです
長所2:花保ちが良い
咲いてから散るまでの期間が長く、切り花にしても長く楽しめます
気温30℃を超える7月15日のコフレ(手前左)

短所1:黒星病にはそれほど強くない
月2回の薬剤散布が必要です
黒星病にはそれほど強くないと感じますが、葉を落としてもまた新しい葉が生えてきます
基本的に強健です
実際に栽培した感想はこちらにまとめています
令の風〜京成バラ園芸
2020年に発表されました
グレーがかった藤色が美しいバラです

四季咲きで花径10センチの淡いラベンダー色の花が房になって咲きます

長所1:トゲが少ない
トゲが少なく、直立性の樹形で枝も暴れないので扱いやすいです

長所2:黒星病になりにくく薬剤散布の手間がかからない
年5回の薬剤散布できれいな葉が保てますが、無農薬でも育てられます
短所1:香りがほとんどない
ほとんどバラらしい香りはしません
実際に栽培した感想はこちらにまとめています
初心者向きの紫のバラ4選でした。いずれも育てやすいものばかりです。栽培した中では黒星病に強い順に ノヴァーリス=令の風>リラ>コフレです。また、地植え向きはノヴァーリス・令の風、鉢植え向きなのはリラだと思います。コフレはどちらでもいけそうです。バラ選びの参考になれば幸いです。
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