耐病性が高い「ノヴァーリス」は無農薬でも栽培できます。でも全く黒星病にならないわけではないので、月に一度程度の薬剤散布を行うときれいな葉を維持できるようです。「ノヴァーリス」のこれまでの栽培記録はこちら(「ノヴァーリス」①・「ノヴァーリス」②)
3月中旬〜
スプレーで黒星病対策
3月中旬になり、今日は日中の最高気温が20度と暖かいです。
新芽が出だした今のうちに、黒星病予防のスプレーをしておきます。
マルチング
黒星病予防のためにマルチングをしたいと思ってはいたのですが、マルチング剤を何にするか決まらず、これまで何もしてきませんでした。その結果「ディコンドラ」が大繁殖してしまいました。
「ディコンドラ」は庭のグラウンドカバーとして2年前に購入したのですが、生命力が強く、特に良い土と肥料を使っているバラの周辺にしっかりと根を張ってしまいました。たまに抜いたりしていたのですが、全然追い付かず、バラの根元を覆い隠してしましました。
地植えのバラの今年の生育不良の一因は「ディコンドラ」だと思っています。
そこで「ディコンドラ」のために、ようやくマルチングをすることにしました。
マルチング剤はいろいろありますが、最終的に土に帰って見た目も良いもの、かつ値段がそれほど高くないということで「ベラボン」にしました。
天然の植物性のものはたいてい土に帰るので、見た目の好みで選ぶと「くるみの殻」も良かったのですが、値段が高めなので、今回は見送りです。
地植えのバラの根元にはもっと値段が安く、見た目も悪くない「ベラボン」を使うことにしました。
「ベラボン」は天然ヤシの実のスポンジ状繊維をチップ状にしたものだそうです。洋蘭などの鉢花用として使われることも多いそうです。
吸水・保水・排水性に優れているそうなので、バラの株元がジメジメすることもなさそうです。
20リットル入りで約2,000円です。ちなみにクルミの殻はこの3倍の値段です。
軽いので片手で20リットル入りを3袋、余裕で持てます。風で飛んでいってしまわないでしょうか?
これ一袋で、地植えの株5株にマルチングできたので、1株当たり4リットル使ったことになります。
4リットル分の「ベラボン」です。
3月19日
少しですが、葉が生えてきました。
3月23日
少しずつ葉が増えていますが、まだまだ寂しいです。
3月27日
今日も暖かい日です。葉が少しだけ増えてきました。
「ノヴァーリス」は強いので、ついつい薬剤散布を怠ってしまいます。全く薬剤散布しないとやっぱり黒星病になります。ただ、黒星病になっても新しい葉が生えてきて、花も咲きます。そういう意味でとても強いバラなのですが、葉がきれいな方が良いので、今年はできるだけ薬剤散布をしていこうと思います。
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