毎年いくつかのイングリッシュローズが廃盤になり、しばらくするとショップから購入できなくなります。今日は、まだ手に入る廃盤品種のうち、実際に育ててみた中で育てやすく魅力的な品種をご紹介します。
レディ・エマ・ハミルトン
人気品種です。目を引くオレンジの花色に強いフルーツの香り、コンパクトな株姿と欠点のないバラのように思いますが、まさかのカタログ落ち

真夏も冬も蕾をつけ続ける花付きの良いバラで、秋にもよく咲きます。下の写真は秋の花

香りが強いので前を通るだけでフルーツの良い香りが漂ってきます。強くオススメのバラです。
栽培記録はこちら
※David Austin Roses のサイトから裸苗が購入できます
ウィンダミア
こちらはレディ・エマ・ハミルトンのような人気品種ではありませんが、樹勢も強く育てやすく美しいバラです。秋にもよく咲きます

※David Austin Roses のサイトから鉢苗が購入できます
ジュビリー・セレブレーション
美しいです。花弁の根元が黄色がかっているピンク色の花で、温かみのある花色です。
花が大きくて下を向くのが欠点といえば欠点かもしれません。

秋にもよく咲きます
栽培記録はこちら
プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント
大きなピンク色の花です。ジュビリー・セレブレーションによく似た花ですが、こちらは青みがかったピンク色です。

栽培記録はこちら
ジュード・ジ・オブスキュア
白くて丸いボールのような花で、ウォラトン・オールドホールに似ています。下を向いて咲きます

香りが素晴らしく、複数のフルーツが混ざったような複雑な香りです。白ワインの香りに例えられることもあります

栽培記録はこちら
ザ・ウェッジウッド・ローズ
強健で樹勢が強くよく伸びます
多少の日陰なら問題なく育ちます
大きくなるので、コンパクトなバラをお探しの方には向きません

日陰でも生育旺盛

栽培記録はこちら
今回ご紹介した品種はどれも強権で育てやすいものばかりです。今はまだ購入可能なので、気になる品種があればぜひ栽培してみてください。
コメントを残す