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バラ初心者が栽培した「デスデモーナ」①耐病性が高く育てやすい人気のバラ〜大苗購入から3月まで

New Roses No.31で「日本に向いたイングリッシュローズでトップ品種の一つ」と紹介されているバラです。確かに花が美しく、耐病性の高い育てやすいバラです。この後の春の開花はこちら(「デスデモーナ」②)

「デスデモーナ」はどんなバラ?

白いイングリッシュローズ

2015年作出のイングリッシュローズです。中心部分が淡いピンク色の白い花が咲きます。

花径7センチのカップ咲きです。

写真は5月の一番花です。

香りの強さは中香で、ミルラ香です。

写真は冬に大苗を植えて、初めての春に咲いた一番花です。

名前の由来はシェークスピア

シェイクスピアの戯曲「オセロ」に登場する悲劇のヒロインの名前から名付けられました。

「デスデモーナ」の栽培記録

12月中旬大苗購入

コマツガーデンで秋に予約した大苗が、12月中旬に届きました。

鉢の土の上に湿らせた新聞紙が被せてあり、鉢全体がビニール袋で覆ってあります。

被せてあるビニールと新聞紙を取るとこんな感じです。

デビッド・オースチンのタグが同封されていました。少しピンクがかった白い花が可愛らしいです。

休眠期〜春の開花

2月上旬

水やりチェッカー「サスティ」を挿してあります。水が足りているときは青色、足りていないと白色になります。

「デスデモーナ」は横張だということですが、もうすでに枝が横に向かって伸びています。

少し葉が出てきました。

2月中旬〜地植えにする

家の北側に植えます。東からの日が当たるので、それほど日当たりは悪くありません。同じ白いイングリッシュローズの「クレア・オースチン」「ウィンダミア 」と並べて植えます。

ちなみに5月上旬の「クレア・オースチン」はこんな感じです。元気に育っています。大苗を植えて2年目の株で、健康に育っているのではないかと思います。このバラを見ると、北側でもそれほど悪い場所ではないと思うのですが、どうでしょう?この「クレア・オースチン」がたまたま日陰に強かったとしたら・・。

「デスデモーナ」と「ウィンダミア」の場所に以前植えてあったのは「アイスバーグ」です。よく育って花をたくさん咲かせてくれましたが、このバラも日陰に強いですね。

写真は更に日当たりの悪い場所に植え替えられても健気に咲く5月の「アイスバーグ」です。

分かりにくい写真ですが穴を掘りました。

穴の中に堆肥と有機肥料を入れます。使う堆肥はローズショップの「バラ専用馬ふん堆肥」、有機肥料は「ぼかし肥料」です。どちらもネットで買いました。

掘り起こした庭の土に石が多く混ざっていたので取り除いたら、土が少なくなってしまいました。ハニーミントの「バラ用培養土」を追加します。これもネットで購入です。

穴に堆肥を入れます。さらさらで匂いがなく使いやすいので、2年前からこれを使っています。

有機肥料も穴に入れ、土と混ぜます。

苗を鉢から抜きます。新芽が見えます。

苗が抜きやすくなるようにスコップを鉢に沿って入れます。

トゲに気を付けて株の根元を持って鉢から抜きます。

まだ頼りない根です。

穴の中に株を置き、上から培養土を被せます。

上から庭の土を被せて終了です。

3月上旬〜粒剤で害虫予防

バラ栽培の大先輩に勧められた「ベニカXガード粒剤」を撒きます。これは土の上に撒くだけで害虫と病気予防ができるという優秀な粒剤です。

撒くだけなので簡単ですが、この後、風で飛ばないように表面の土と混ぜ合わせました。

3月中旬〜黒星病対策

スプレーで黒星病を防ぐ

黒星病予防のスプレーをします。

まだ小さいのですぐに終わります。

マルチングで黒星病を防ぐ

黒星病予防のためにマルチングをしたいと思ってはいたのですが、マルチング剤を何にするか決まらず、これまで何もしてきませんでした。

マルチング剤はいろいろありますが、最終的に土に帰って見た目も良いもの、かつ値段がそれほど高くないということで「ベラボン」にしました。

天然の植物性のものはたいてい土に帰るので、見た目の好みで選ぶと「くるみの殻」も良かったのですが値段が高めです。いずれ鉢植えには使ってみたいと思っています。

地植えのバラの根元にはもっと値段が安く、見た目も悪くない「ベラボン」を使うことにしました。

「ベラボン」は天然ヤシの実のスポンジ状繊維をチップ状にしたものだそうです。洋蘭などの鉢花用として使われることも多いそうです。

吸水・保水・排水性に優れているそうなので、バラの株元がジメジメすることもなさそうです。

20リットル入りで約2,000円です。ちなみにクルミの殻はこの3倍の値段です。

軽いです。片手で20リットル入りを3袋、余裕で持てます。こんなに軽いと、外で使って風で飛んでいってしまわないか心配です。

これ一袋で、地植えの株5株にマルチングできたので、1株当たり4リットル使ったことになります。

4リットル分の「ベラボン」です。

マルチングしてあると「手をかけてる感」が出るというか、地面が剥き出しよりも管理されてる感が出ます。

今のところまだ、風で飛んでいってしまったりはしていません。

3月24日

葉が増えてきました。

3月30日 害虫予防

害虫予防のスプレーをします。

人気の「デスデモーナ」がどう成長していくか楽しみです。今回植えた場所は、隣にイングリッシュローズの「ウィンダミア」、その隣に同じくイングリッシュローズの「クレア・オースチン」、反対側には「ボレロ」と、白いバラばかりが植えてある場所です。春に咲き揃うのが楽しみです。

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