G-WGE34CW6XGcontent_copy

バラ初心者が新苗から育てた「ブルー・グラビティ」①〜新苗購入から休眠期の「鉢増し」

バラ栽培を始めて3年。初心者向けのバラだけ育てています。

「ブルーグラビティ」はどんなバラ?

「青」に近い花色

2020年ロサ・オリエンティスから発表されました。赤みの少ない紫色の花色が特徴です。

中輪の花が房になって咲きます。一番外側の花弁が少しグリーンがかります。

四季咲きで、花持ちが良いバラです。香りはあまりありません。

紫色のバラを「青バラ」と呼びます。紫色で耐病性の高いバラは「ノヴァーリス」「プラム・パーフェクト」などがあります。これらの花色がピンク色に近いのに対し、この「ブルー・グラビティ」は「青」に近い花色です。

耐病性はまあまあ

耐病性も樹勢も「ノヴァーリス」「プラム・パーフェクト」より劣ります。ですが、初心者でも2種間に1回の薬剤散布を行えばきれいな葉を保てる、比較的育てやすい品種です。

春に新苗を購入

冬の大苗予約では、出遅れてしまい購入できなかった「ブルー・グラビティ」。春の新苗を手に入れました。

新苗は栽培が難しそうなので購入したことはありませんでした。「ブルー・グラビティ」が初めての新苗です。

届いた新苗は蕾をつけていましたが、新苗なので、我慢して蕾を摘み取りました。その後もいくつか蕾をつけましたが、全て摘み取りました。

11月から12月の「ブルー・グラビティ」

夏バテ&黒星病で大部分の葉を落としてしまいました。

寂しい株姿です。

新しい葉が生えては来ていますが、上の方にチョロチョロっとです。

11月上旬、蕾がつきました。

11月中旬。ゆっくり膨らんでいますが、気温も低くなってきたので咲かないかもしれません。

数日後、開きかけてきました。

11月中旬、ここまで咲いてきました。

上の写真の翌日です。

翌々日です。

12月中旬にも花が咲きました。小さく弱々しい花です。

1月下旬〜休眠期に鉢増しをする

鉢の表面の土がカチカチなのが気になるので、「鉢増し」をすることにします。

新しい鉢(リッチェル12号)と、古い鉢です。

用意するもの

  • 培養土
  • 元肥
  • 鉢底ネット
  • 一回り大きな鉢

新しい鉢に土を入れる

鉢に培養土を少し入れます。今回はハニーミントさんのバラ用の培養土を使います。

以前、ハニーミントさんで「ザ・ミル・オン・ザ・フロス」の鉢植えを購入した際に使われていたのが(多分)この土で、苗の発育がとても良かったので、この土は信頼しています。

ふわふわの軽い土です。

この上から元肥を入れます。元肥には、効き目がゆっくりの有機肥料が適しています。今回はローズショップさんのぼかし肥料を使いました。

古い鉢から株を抜く

株を鉢から抜きます。

鉢の周りにスコップ等を入れて、鉢と土の間に隙間を作っていくと、引き抜きやすいです。

株の根元を掴んでゆっくり鉢から引き抜きます。

綺麗に抜けました。

まあまあ根が張っています。

根をほぐす

休眠期なので、多少根を触っても問題ありません(休眠期以外は根を触ることはしません)。

熊手を使って優しく根をほぐします。

剪定バサミで土の表面を薄く削ります。こうすることで雑草の種などを取り除くことができます。

株を新しい鉢に入れる

株を土の上に置き、ちょうどいい高さになるように下の土の量を調整します。

上から土を加えます。

鉢を少し揺すったり、棒で鉢に近い部分を何回か刺したりして、隙間に土が行き渡るようにします。

水を与える

鉢底から水が流れ出るくらい、たっぷり水を与えます。

表面の水が引いたら、水やりチェッカー、サスティーを刺しておきます。

鉢増しはこれで終了です。

秋〜冬に咲いた花は小さかったですが、色は美しい、グレーがかった藤色でした。「ノヴァーリス」の花色も藤色ですが、この「ブルーグラビティ」の花色は「ノヴァーリス」の花色からさらに赤みを抜いた、青っぽい藤色です。春に美しい花色が見られるのが楽しみです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です