「ルドゥーテ」はイングリッシュローズ「メアリー・ローズ」の枝変わりです。カタログ落ちしてしまいましたが、淡いピンク色のカップ咲きの花をたくさん咲かせる素晴らしいバラです。「ルドゥーテ」の特徴などはこちら(「ルドゥーテ」①)
2月下旬〜地植えを鉢植えに
2月下旬の「ルドゥーテ」です。ひょろりとしています。
「ルドゥーテ」は基本的には強いバラですが、廃盤イングリッシュローズのため、もう手に入らないかもしれないので、今年は鉢で大事に育てようと思います。
上から見るとこんな感じです。細い枝ばかり混み合っています。
とりあえず葉を取り除いていきます。
葉がなくなると余計、貧弱な感じです。下の方に細い枝が多くあります。
あまりにも細い枝は切り取ってしまいます。細いですが、大事な「ルドゥーテ」の枝です。挿し木にしたいと思います。休眠挿しです。
鉢上げのために用意したのは次の3つです。左から「特選有機バラの肥料」、リッチェルの12号鉢、培養土です。
培養土はハニーミントのバラ用培養土です。フワフワで軽い土で扱いやすいので、最近はこれをよく使っています。
12号鉢の中に培養土少しと有機肥料を入れます。
スコップで混ぜ合わせて、苗の根が直接、有機肥料に当たらないようにします。
苗を掘り起こします。
スコップでできるだけバラの根を傷つけないように気をつけながら掘り起こします。
掘り起こした苗です。去年、培養土を使って庭に植えたばかりなので、まだ土が柔らかく、簡単に掘り起こせました。
ただ、表面に「ディコンドラ」がビッシリ生えています。この「ディコンドラ」はグラウンドカバーとして庭に植えてあるのですが、繁殖力が強く、良い土と肥料を使っているバラの苗の周りに進出してくるのです。
熊手を使って「ディコンドラ」を引き剥がします。
「ディコンドラ」を取り除きました。白い根がたくさん見えていますが、これは「ルドゥーテ」の根だけではなく、「ディコンドラ」の根が混ざっている気がします。
どちらの根なのかもうよく分からないので、このまま鉢に植えることにします。
予想していたよりも根が張っていて、12号鉢では小さかったかもしれないと後悔です。無理やり押し込みます。
上から培養土を入れて、鉢をトントンと揺すり、培養土を鉢の下の方に落とします。そしてまた培養土を足してトントンとするのを繰り返します。
鉢全体に土が入ったので、水をたっぷり与えて終了です。
2月下旬〜誘引
鉢上げした「ルドゥーテ」を誘引します。鉢の土に簡易フェンスのようなアイアンを挿します。
アイアンで枝を折ってしまいました。
折れた枝は水に挿しておいて、後で休眠挿しに使います。
麻紐で枝をアイアンに留めていきます。
長く伸びた枝を曲げて留めます。
下の方は細い枝が混み合っているので、特に細くて他の枝に交差するようなものを切ります。
すっきりはしました。
一応完成です。
何だかよく分からない形ですが・・。
鉢上げは、もうひとまわり大きな鉢を用意すればよかったかもしれません。思ったより根が張っていました。「ルドゥーテ」は少し前のイングリッシュローズですが、さすが銘花「メアリー・ローズ」の枝変わりだけあって強健なようです。
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