G-WGE34CW6XGcontent_copy

バラ初心者が栽培した「ルドゥーテ」①カップ&ソーサーが美しい廃盤イングリッシュローズ

バラ栽培を始めて3年。初心者向けのバラだけ育てています。

「ルドゥーテ」はどんなバラ?

メアリーローズの枝変わり

有名なイングリッシュローズ「メアリー・ローズ」の枝変わりです。同じく枝変わりに「ウィンチェスター・キャシードラル」があり、こちらは白い花が咲きます。

10月中旬の「メアリー・ローズ 」ローズガーデンにて。

「メアリー・ローズ」は濃いピンク、「ウィンチェスター・キャシードラル」は白花、「ルドゥーテ」は淡いピンクです。「白に近いピンク」と言われることもありますが、うちの「ルドゥーテ」は薄くはあっても、しっかりしたピンク色です。

画家「ルドゥーテ」の名が付けられた

「バラの画家」として有名なベルギーの画家ルドゥーテの名が付けられました。ルドゥーテはマリー・アントワネットやナポレオン皇妃ジョセフィーヌに仕えた植物画家です。その代表作は「バラ図譜  Les Roses 」です。

栽培して気付いた「ルドゥーテ」の魅力

カップ&ソーサー

美しいカップ咲きで一番外側の花弁が開ききる「カップ&ソーサー」の形になります。

11月上旬の花です。

4月の花です。

花つきがよい

花弁がギュッと詰まった美しいカップ咲きの花がよく咲きます。花持ちは悪く、咲いたと思ったらもう散ってしまいます。

春以降もよく返り咲きます。

11月中旬の「ルドゥーテ」

栽培して気付いた「ルドゥーテ」の欠点

10月上旬の「ルドゥーテ 」。形が崩れた花。

新品種に比べると黒星病になり易い

「メアリー・ローズ」が1983年作出なので40年も前のバラになります。「サイラス・マーナー 」や「ザ・ミル・オン・ザ・フロス」などイングリッシュローズの新品種に比べると黒星病になり易いです。古いバラなので仕方ないかもしれません。

花持ちが悪い

これは多くのイングリッシュローズに共通する欠点です。朝、きれいに咲いた花が夕方になると散っていたりします。

11月中旬。2日前に開花した花。

こんな方におすすめ

典型的なイングリッシュローズが好き

最近の新品種ではなく「アンブリッジローズ」や「シャリファアスマ」など少し前のイングリッシュローズが好きな方にピッタリです。

10月中旬の「アンブリッジローズ 」
10月中旬の「シャリファ・アスマ」

強健でとにかく花の美しいバラを育てたい

作出の古いバラだが育てていて強健だと感じます。黒星病に比較的なりにくく、夏の暑さで葉を落としても秋には復活して綺麗な花を咲かせてくれます。

10月下旬の「ルドゥーテ」

花が美しいです。あまり美しいので「メアリー・ローズ」「ウィンチェスター・キャシードラル」もいつか植えたいと思ってしまうほどです。

初心者へのおすすめ度

★★★☆☆

花が美しく強健で比較的手間いらずのバラです。しかし、最近の新品種に比べると、やはり耐病性が劣り、月2回の薬剤散布を行わないと黒星病になってしまいます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です