リラは大人気のバラです。最初の発売時はネットショップですぐに売り切れ。その後も発売→売り切れを繰り返しました。リラはなぜそんなに人気なのでしょうか?ここでは実際に栽培して気づいたことを、リラの長所と短所を含めてお伝えしたいと思います
リラはどんなバラ?
紫色のバラ
2020年にロサ・オリエンティスから発表された、藤色のバラです。中輪のカップ咲き〜ロゼット咲きで、四季咲きです
実際に育てて気づいた長所
1: 耐病性が高い
このバラの最大の特徴は、耐病性が高くて香りの強い、紫色のバラだということ
実際に嗅いでみると、強香というほどではありませんが、ダマスク+ティ+グリーンの良い香りがします
2: 香りがある
バラに香りがあるのは当然のように思われるかもしれません
でも、紫色のバラで耐病性と香りを両立させるのは難しく、ノヴァーリス、プラムパーフェクトなどはほとんど香りがありません
3: コンパクト
リラは株があまり大きくなりません
これを長所と捉えるかは好みによりますが、コンパクトな方が扱いやすくて好きだったり、鉢で育てたい方に向いているバラだと思います
実際に育てて気づいた短所
夏にあまり咲かない
四季咲きなのですが、夏にはあまり咲きません
暑さに弱く枯れてしまうという訳ではないのですが、夏は花付きが悪くなります


4月29日

美しい小さめの花

赤い蕾と紫色の花

リラは、月に一度の薬剤散布できれいな葉を保つことができ、無農薬でも栽培可能な頼もしいバラです。コンパクトで鉢植え向きですが、地植えで大きく育つ紫のバラがお好みな方は令の風やノヴァーリスも育てやすくおすすめです。令の風の栽培記録はこちら、ノヴァーリスの栽培記録はこちら
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