レディ・エマ・ハミルトンはその独特の花色と素晴らしい香りで人気のイングリッシュローズです。コンパクトで株のまとまりがよく、花つきがとても良いので育てていて楽しいバラでもあります。これまでの栽培記録はこちらレディ・エマ・ハミルトン①・②・
3月上旬
3月5日
まだ寒い日が多いですが、暖かくなってくると虫が増えてきます。この時期は特に、新芽につくアブラムシの害を予防したいので、アブラムシ予防に効果のある「ベニカXガード粒剤」を使います。
この「ベニカXガード粒剤」は、土に混ぜるだけでOKと簡単手軽です。ただ、他の薬剤と同様、連続使用ができないので、その点は注意です。
「レディ・エマ・ハミルトン」は2鉢あります。2鉢とも「ベニカXガード粒剤」を撒いて、土と混ぜ合わせます。
3月中旬
3月12日
日中の最高気温が20度と暖かい日です。芽が伸びてきました。
芽が出始めたときに黒星病予防のスプレーをしておくと、今後黒星病が出にくくなるということなので、まだ葉はありませんが、スプレーを散布します。
他の鉢もまとめてスプレーを散布します。葉がないのですぐに終わります。
3月15日
新芽の様子。12日の写真と比べると、葉の先が出てきたことが分かります。
3月下旬
3月21日
葉が増えてきました。明るい色の葉。
3月28日
日中の最高気温は18度です。ずいぶん葉が増えてきました。
もう1鉢の方も葉が増えてきました。レディ・エマ・ハミルトンの特徴である銅葉ではなく、明るい黄緑色の葉です。
4月上旬
4月1日
害虫予防のスプレーをします。
葉の裏にはかけにくいです。
もうひと鉢もシュッシュとします。
4月4日
最高気温20度を超える暖かい日です。外で作業をしていると暑いくらいです。バラの葉も増えてきました。
4月5日 追肥
鉢植えなので毎月有機肥料を与えるものと思い込んでいたのですが、調べてみるといろいろな方法がありそう。
鉢植えも地植えと同じように年3回だけの施肥で良いという人、毎月与える人、肥料自体も有機肥料だけだったり、化学肥料と有機肥料を交互に与えることを推奨する人もいます。
何となく有機肥料の方が化学肥料よりも価格が高い分良い肥料だというイメージがあったのですが、化学肥料の方がよく咲くと言う人もいますし、化学肥料を与え続けることで土が悪くなるという弊害も、土を入れ替える鉢植えなら関係なさそうですし。
結局、いちばん忘れにくそうな「毎月、月初めに」有機肥料を与えることにします。有機肥料なのは、以前にネットショップでまとめて有機肥料を購入しているからです。
女性の手で一掴みが約30グラムだそうなので、掴んでみます。
掴み方によってだいぶ差がありそうですが、まあ大体で掴んでみます。
土の上に撒き、表面の土と軽く混ぜ合わせます。
4月中旬
4月12日
最高気温27度の暑い日です。水やりしながら観察。
写真中央の葉にてんとう虫が。
ナナホシテントウはアブラムシを食べる益虫ですが、他のてんとう虫はどうなのでしょう?
てんとう虫には、葉を食べるてんとう虫と、アブラムシを食べるてんとう虫がいて、中にはうどん粉病菌を食べるてんとう虫もいるそう。
てんとう虫の色も、赤の他に黄色や黒・オレンジのものがいたり、星の数や色も様々です。ざっくりですが、有名なナナホシテントウに似ていて、星の数が多いものは葉を食べる害虫であることが多いようです。
レディ・エマ・ハミルトンについていたのは、黒字に赤い2つの斑点があるので、ナミテントウと言って、アブラムシを食べる益虫のようです。アブラムシが発生しているのでしょうか?
4月下旬
4月24日
蕾が開きかけてきました。
地植えのバラにアブラムシが見られたのでオルトランを撒くことにしました。鉢植えのバラでアブラムシはまだ見かけていませんが、てんとう虫がいたので、アブラムシもいるのかもしれません。カメムシは2匹見つけました。
4月27日
開花しました。外側の花弁が少しピンク色がかったレディ・エマ・ハミルトン。独特のオレンジ色の花です。
香りは少し弱め。
4月28日
昨日開花した花です。相変わらず香りが薄くて残念です。でも花はきれいです。
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