去年の冬に大苗を購入した「アブラハム・ダービー 」を地植えにしていましたが、いまいち発育が良くないので鉢植えにして様子を見ることにします。バラの家でもう廃盤イングリッシュローズを販売しないということで、これからもっと手に入りにくくなると思うので、大事に育てます。
「アブラハム・ダービー」の特徴等についてはこちら(「アブラハム・ダービー」①)
地植えの「アブラハムダービー 」の栽培記録はこちら(「アブラハム・ダービー 」②)
2月下旬〜地植えを鉢植えに
2月下旬の「アブラハム・ダービー 」です。上の方に葉が残っていますが、下の方の葉は落ちてしまっています。
この株は1年前の冬に大苗を購入して地植えにしたものです。南側の日当たりの良い場所なのですが、生育がいまいちです。黒星病に何度も罹って葉を落としてしまったからかもしれません。
カタログ落ちしてもう手に入らないかもしれない品種なので、鉢植えにして大事に育てようと思います。
上の方に残った葉です。全て落としていきます。
虫食いの跡があります。
葉を全て取り除きました。枝が細く、ヒョロっとしています。カタログ落ち後に購入したので、タグがデビッド・オースチンのものではなく、印刷した紙です。
スコップで掘り上げます。
根があまり張っていないせいか、簡単に掘ることができました。悲しいですね。今年は鉢植えで雨に当てないようにして黒星病を防ごうと思います。
黒星病ともう一つ、生育不良の原因がこの「ディコンドラ」ではないかと疑っています。地面にびっしりと生えたアルファルファのような植物です。
熊手を使って「ディコンドラ」を引き剥がしていきます。ガシガシとやります。
「ディコンドラ」が剥がれました。根がしっかり張っているので、まとまった状態で剥がれます。
「アブラハム・ダービー 」の根はこんな感じです。小さいです。
用意したのはリッチェルのスリット入りバラ用12号鉢、有機肥料、バラ用培養土です。
バラ用培養土は最近よく使っている、ハニーミントの土です。ネットで購入しました。
フワフワで軽い土です。
鉢の底に土を入れます。スリット鉢なので鉢底石は入れませんでした。
有機肥料を入れます。「花ごころ特選バラの肥料」です。匂いがなくてサラサラです。
有機肥料がバラの根に当たらないように土をかき混ぜてから、掘り出した株を鉢に入れます。
掘り起こした株の根は、縦の深さはないのですが、横の幅が広く、12号の鉢の直径とほぼ同じくらいです。少ないとは言え、せっかく伸びてくれた根を傷つけないように気をつけて作業します。
上から土を被せます。鉢をトントンと揺すると、鉢の下の方へ土が落ちていくので、また土を加えます。
水をたっぷり与えて終了です。
「アブラハム・ダービー」は強いバラですが、最近の新しいバラに比べるとやはり黒星病になりやすいと感じます。香りが強くて美しい、素晴らしいバラなので、黒星病で葉を落とさないよう、雨に当てないようにして育てていく予定です。
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