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「フランシス・バーネット」期待以上に美しいロサ・オリエンティスの最新品種①〜5月の一番花

「フランシス・バーネット」は2021年ロサ・オリエンティス発表の最新品種です。早速大苗を購入して地植えにしてみました。人気が高く売り切れになることも多いバラです。

「フランシス・バーネット」はどんなバラ?

淡いピンク色のバラ

淡いピンク色の中輪の花が房咲きになります。ほぼ四季咲きで、1.5m〜2m伸びるのでツルバラとして仕立てられます。

花もちがよく切花にも向くそうです。

耐病性が高い

無農薬でも栽培可能なほど耐病性が高く、冬剪定後、芽が膨らみ始めた時、1番花開花後、2番花開花後、夏剪定後、秋花が咲いた花後剪定後の5回の薬剤散布で1年中きれいな葉を維持できるそうです。

2月下旬〜大苗購入

「バラの家」で秋に予約した大苗が、2月下旬に届きました。

鉢全体がビニール袋で覆ってあります。

被せてあるビニールを取るとこんな感じです。

2月下旬〜地植えにする

プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント」が植えてあった場所です。

穴を掘って堆肥と有機肥料を入れます。

ネットで買ったローズショップの「バラ専用馬ふん堆肥」と「花ごころ特選有機バラの肥料」です。

堆肥と有機肥料を入れ、庭の土を戻したいところですが、前に他のバラを育てていた場所なので、新しい土を入れることにします。

「ハイポネックスバラ専用培養土」です。

大苗の鉢から苗を抜きます。まず、鉢と土の間にスコップを入れて隙間を作り、引き抜きます。

簡単に抜けましたが、まだこの時期の大苗は植えたばかりなので、土がボロボロと崩れます。休眠期と言っても、根を触るのは緊張します。

穴に植えて、上から土を被せます。

こんな感じの土です。軽いです。

土を被せたら、たっぷり水を与えて終了です。

3月上旬〜粒剤で害虫対策

暖かくなってきたので害虫対策に「ベニカXガード粒材」を撒きます。これは土に撒くだけで害虫と病気を予防できるという優れものです。バラ栽培の大先輩からの推薦です。

量は適当です。この後、スコップで表面の土を粒剤と混ぜ合わせます。

3月中旬〜黒星病対策

スプレーで黒星病予防

黒星病にはいつも悩まされるので、早めに対策をしておきます。手軽なスプレータイプを使います。

まだ枝しかないので簡単です。

3月中旬

3月19日

少しですが葉が出てきました。嬉しいです。

3月下旬

3月24日

葉が増えてきました。

3月27日

暖かい日です。葉が更に増えてきました。

3月30日

小さい苗ながらも順調に育っているようで嬉しいです。

4月上旬

4月1日

そろそろ害虫が出てくる時期なので、薬剤散布しておきます。

また手軽なスプレータイプです。まだ葉が少ないのでこのタイプで問題ないですが、もっと葉が茂ってくると、手でレバーをシュッシュとやるのが辛くなりそうです。

4月4日

4月10日

葉が黄色くなっているのが気になります。最近暑い日が増えましたが、庭への水やりはしていません。まだ根が十分に張っていなくて水を吸えないのでしょうか?

5月上旬

5月7日

最高気温25度の暑い日です。蕾が膨らんできています。

5月8日

蕾が開きかけてきました。

こうなると楽しみで毎日見てしまいます。

5月9日

もうそろそろ開花するでしょうか?

楽しみです。

5月中旬

5月11日

待ちに待った開花です。

予想以上にきれいな花でした。

宝珠弁咲きのこの花弁がいいですね。薄そうに見えますが、これで花もちが良いんでしょうか?

美しいです。

5月14日

数日間雨が続いて、こんなになってしまいました。

葉が黄色くなってしまいました。

花は相変わらず美しいです。

5月15日

雨が続いたので花が痛んでいるのでは?と思ったら、そうでもありませんでした。

雨の前とは違いますが、これはこれできれいです。「マリーヌ」に似ています。

やっぱり「マリーヌ」似です。

去年の11月に咲いた「マリーヌ」の花です。

1年前に植えた宿根草の青い花が咲きました。名前を忘れてしまいましたが、ものすごく大きな種ができます。

種の写真です。大きなサヤの中は綿のようになっていて、当時植えていた「プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント」の枝にからみついています。

5月18日

花もちが良い、とロサ・オリエンティスの説明にありましたが、本当に良いです。

咲き進むと花色が白くなるようです。

白い花もきれいです。

「フランシス・バーネット」は期待以上に美しい花でした。まだ販売元のロサ・オリエンティスの説明では、1年目は蕾を摘んであまり咲かせず、株の充実に努めるようとのことですが、しっかり咲かせてしまいました。同じロサ・オリエンティスの「オデュッセイア」がやはり1年目に咲かせて思うように育っていないので、本当は咲かせない方が良さそうです。

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