「ゴールデン・セレブレーション」は冬に大苗を購入して地植えにしたのですが、日当たりの悪い場所だったせいか元気のない苗になってしまいました。その後、日当たりの良い場所に植え替えましたが、今度は黒星病で葉を全部落としてしまいました(「ゴールデン・セレブレーション」②)。今年はこれを鉢植えにして育て、回復してきているように思います。(これまでの栽培記録はこちら「ゴールデン・セレブレーション」③)
4月上旬
4月1日 薬剤散布
害虫に出会う前に予防のスプレーをしておきます。
まだ葉が少ないのですぐに終わります。
4月4日
最高気温20度を超える暖かい日です。外で作業をしていると暑いくらいです。バラの葉も増えてきました。
4月5日 追肥
施肥の頻度や与える肥料についてはいろいろな考え方があるようです。鉢植えでも年3回の施肥で良いという人もいますし、毎月与えた方が良いという人もいます。
肥料についても、有機肥料だけ・化学肥料と有機肥料を交互に・たまに化学肥料と、いろいろです。
考えた末、忘れにくそうな「月1回・月初め」に有機肥料を与えることにします。有機肥料にしてのは、ネットショップでまとめて購入した有機肥料が残っているからです。
鉢の土を見ると「ディコンドラ」が生えてきています。
地植えにしていたときに株元を覆っていたあの「ディコンドラ」です。鉢上げする際に取り除いたつもりだったのですが、まだ根が残っていたようです。
肥料を与えます。女性の手で一握り約30グラムということです。男性だと40グラムだそうです。これは粒状の有機肥料の場合で、粉状や化成肥料だとまた違うとか。
実際に握ってみると、握り方によってだいぶ量に差があるような気がします。
土の上に撒いて、表面の土と混ぜ合わせます。
4月中旬
4月12日
葉が増えてきました。
葉の上に虫のフンのようなものがあります。
4月20日
元気に育ってくれています。去年とは比べ物になりません。
蕾が色づいてきました。ほんの少しですが、黄色が見えます。
4月下旬
4月24日 蕾が大きくなる
蕾が大きくなってきました。もうそろそろ咲きそうです。
4月27日 もうすぐ開花
花弁が開きかけてきました。きれいな山吹色です。
いくつか同時に咲きそうです。
4月28日 一番花の開花
開花しました!
美しいカップ咲きです。
同時に3つの花が咲きました。
4月29日
花が大きいので俯いてしまいます。
雨が降る前に屋根のある場所に避難させます。過保護なようですが、このバラは地植えのときは本当に惨めな姿でした。黒星病で葉を落としてしまって、もうダメかと思っていたので、この春の開花は感無量です。
ちなみにこれが地植えの時の姿です。黒星病と夏バテで葉を落としてしまった秋の「ゴールデン・セレブレーション」です。
今年の「ゴールデン・セレブレーション」の花つきの良さは、鉢植えにしたことが大きかったように思います。下の写真は他の鉢植えのバラたちです。地植えのバラよりも花つきが良いです。
向かって左からイングリッシュローズの「ルドゥーテ」、「ゴールデン・セレブレーション」、真ん中が「ブルー・グラビティ」、右側手前が「デイム・ジュディ・デンチ」、右端が「レディ・エマ・ハミルトン」、右奥の中央寄りの背の高いのが「アブラハム・ダービー」、その右隣が「レディ・エマ・ハミルトン」、その右が「マリーヌ」です。
地植えのときの惨めな姿から復活して、美しい花を咲かせてくれました。今年の開花は本当に嬉しいです。この後の開花の様子はこちら(「ゴールデン・セレブレーション」⑤5月)
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