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バラ初心者が栽培したレディ・オブ・シャーロット①アガサ・クリスティとイングリッシュローズ

初心者向けのバラだけ育てています

レディ・オブ・シャーロットはどんなバラ?

オレンジ色のイングリッシュローズ

オレンジ色のイングリッシュローズというと、レディ・エマ・ハミルトンデイム・ジュディ・デンチ、カタログ落ちした品種だとパット・オースチンなどが有名です。

下はレディ・エマ・ハミルトンの二番花

赤みを帯びたオレンジ色

デイム・ジュディ・デンチの一番花

レディ・オブ・シャーロットの一番花

後方の黄色がレディオブシャーロット

手前の赤みを帯びた花がレディエマハミルトンです

アガサ・クリスティの「鏡は横にひび割れて」

レディオブシャーロットはイギリスの詩人アルフレッド・テニスンの詩がその名前の由来です

呪いにかけられ塔の中で一人機織りを続けるシャーロットは窓の外を直接見ると命を落としてしまうので外の世界を鏡越しでしか見ることができません

ある日、塔の前を通りかかったランスロット卿の姿が鏡に映ります。彼の姿をもっと見ようと窓の外を見ると、鏡が横にひび割れ・・

この詩をモチーフにしているのがアガサ・クリスティの「鏡は横にひび割れて」です

ミス・マープルが探偵として活躍する人気シリーズの長編で、作中でこの詩の引用があります

犯人の動機を知る上で重要なヒントになっています

栽培してわかったレディ・オブ・シャーロットの魅力

とにかく強い

イングリッシュローズの中で最強レベルの強健さだと思います

樹勢が強くよく伸び、枯れた枝などをバッサリ切ってもまた伸びてくる強さがあります

もう7年目になるレディオブシャーロットですが、新しいシュートが出ました

花が豪華

カップ咲きで外側の花が開ききると花が大きく見えて見栄えがします

デビッド・オースチンの説明では「コブレット」型ということです

コブレット(ゴブレット)は脚のついたグラスで、いわゆる聖杯型

夏にも良く咲く

夏はかなり暑くなる地域ですが、40℃近い気温でもよく咲いてくれます

6月

7月

連日30℃以上ですが咲きます

8月

40℃近くなる日もありますが、咲きます

上の薄いオレンジがレディオブシャーロット

したの赤みを帯びたオレンジはレディエマハミルトン

栽培してわかったレディ・オブ・シャーロットの欠点

黒星病になりやすい

2週間に1度の薬剤散布を怠ると黒星病

葉を落としてしまっても蕾がつき花を咲かせるのですが、葉が汚いとやはり全体に美しくなく花も小さく貧弱になってしまいます

スペースが必要

大きくなります

2.5メートルのつるバラとしても仕立てられるということなので、少し広めのスペースをこのバラのために用意する必要があります

5月の一番花の頃、130センチくらいの高さ

こんな方におすすめ

年間を通じて良く咲くバラが欲しい

一年中、よく咲くのでおすすめです

夏の花は小さくなりがちですが、レディオブシャーロットは夏でも大きめの花が咲きます

強健なイングリッシュローズを探している

暑さにも寒さにも強く、病気で葉を落としてもまたすぐに生えてくる、強いバラです

それほど手間をかけなくても花を咲かせてくれるので忙しい方にもおすすめです

初心者へのおすすめ度

★★★★★

とにかく強いので、初心者の方にもおすすめできます

オレンジ色のイングリッシュローズでコンパクトなものがお好みならレディエマハミルトン、大きく育てたいならレディオブシャーロットがおすすめです

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