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バラ初心者が栽培した「ボレロ」耐病性が高く四季咲き性強いおすすめのバラ

バラ栽培を始めて3年。初心者向けのバラだけ育てています。

「ボレロ」はどんなバラ?

名曲の名を冠した美しい白バラ

フランスの作曲家モーリス・ラヴェル作曲のバレエ曲の題名がこの花の名となっています。同じリズムが最初から最後まで延々と繰り返される有名な曲です。

濃い緑色の葉

葉の色は深い緑で、白い花とのコントラストが美しいです。肉厚で硬めの葉なので虫に食べられにくいのでは?あまり虫がつきません。

栽培して気付いた「ボレロ」の魅力

ピンクから白へのグラデーション

花の中心が淡いピンク色で、外側の白色へ向かうグラデーションが美しい花です。花径は10センチ程と大きくロゼット咲きです。花弁が多くギュッと詰まっています。

病気に強い

黒星病になりにくいです。月に1度薬剤散布すればきれいな葉を保てます。かなり黒星病に強いと感じます。

それでも、夏に3ヶ月ほど薬剤散布を怠けたら黒星病にかかってしまいました。葉はそれほど落としませんでした。

3ヶ月も薬剤散布を怠るとたいていのバラは黒星病にかかってしまいます。全ての葉を落として丸坊主になってしまった株もある中、この「ボレロ」は葉を落とさずにいてくれました。

世話を怠けても秋にはきれいな花を咲かせてくれる頼もしいバラです。

下の写真は10月下旬のものです。秋にもよく咲きます。

栽培して気付いた「ボレロ」の欠点

株の成長がゆっくり

株がまだ小さなうちから絶えず蕾をつけるので、これを全て咲かせるとその分だけ株の成長が遅くなります。

株が若いうちは摘蕾すれば良いのですが、せっかくつけた蕾を摘むのに抵抗があり、ついつい花を咲かせてしまうと、株がなかなか大きくなりません。

トゲが多い

かなり硬くて鋭いトゲがあります。つるバラのように誘引の必要がなく枝に触れる機会が少ないのでそれほど困ることはないのですが、刺さると痛いです。

株がコンパクトなので、株の前を通るたびに服がトゲに引っかかるということはあまりありません。

こんな方におすすめ

手間をかける時間がない

薬剤散布は1ヶ月に1度でよいので手間がかからないバラと言えます。冬の休眠期に剪定と施肥をするだけで美しい花が楽しめる、手のかからないバラです。

小さなスペースでバラを楽しみたい

高さ90センチ程度にしかならず、コンパクトです。庭の狭いスペースでも栽培できます。もちろん鉢植えにも向くサイズです。

11月中旬の花です。花数が少なくなっています。

11月中旬。中心が淡いピンクで外側が白い美しい花です。

12月30日、数日前に雪が降り、花弁が少し傷んでいます。

1月10日ですが、まだ花が咲いています。形が少し崩れています。

まだ蕾もあります。咲かせるか、もう切り取って剪定してしまうか悩みます。

初心者へのおすすめ度

★★★★☆

病気になりにくく手がかかりません。花が美しくコンパクトで場所もとりません。唯一の欠点がトゲの多さですが、トゲ以外はほとんど欠点がなく素晴らしいバラです。初心者の方にも強くおすすめしたいバラです。

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