夏に黒星病で葉を落としてしまった「ダフネ」ですが、もともと強いバラなので、春には復活してたくさん花を咲かせてくれるよう、お世話をしていきたいと思います。これまでの栽培記録はこちら(「ダフネ」①・「ダフネ」②)
2月中旬〜剪定
寒い日です。毎日寒いので、つい後伸ばしにしてしまっていた剪定を今日こそしたいと思います。
ヒョロッとした「ダフネ」です。葉もだいぶ落ちてしまっています。
残っている葉を取り除きます。
枝だけになりました。こうして見ると、さらにヒョロヒョロです。
よく見ると枯れた枝があるので、切り取ってしまいます。
もう芽がたくさん出ています。もっと早く剪定しないといけませんね。
芽が出ていない枝を切ろうと思っていましたが、結構芽が出ていたので、ほとんど切っていません。これで剪定終了?です。
2月中旬〜寒肥
寒肥を施します。剪定と同様に後伸ばしにしていました。穴を掘るのが大変だからです。
寒肥は普通、バラの株周辺に数個の穴を掘って、その穴の中に堆肥と有機肥料を入れます。
でも、深い穴を何個も掘るのは大変なので、株の周辺を浅く掘って、堆肥と有機肥料を撒く方法で代替します。
まずはこの雑草と「ディコンドラ」を抜かないといけません。緑色の丸い葉っぱが「ディコンドラ」です。
「ディコンドラ」は、庭のグラウンドカバーにするためにわざわざ植えたものです。繁殖力が強いので1年半くらいで庭全体の8割ほどに広がりました。なのでグラウンドカバーとしては優秀なのですが、バラの根元に進出してくるのには困っています。バラ周辺は良い土と良い肥料を使っているのでバラ周辺の「ディコンドラ」は特に青々としています。
熊手を使って雑草と「ディコンドラ」を抜き取ります。白い根は全て「ディコンドラ」のものです。
「ディコンドラ」を取り去ったら穴が空いたので、ここへ堆肥と有機肥料を入れていきます。
使う堆肥はローズショップの「バラ専用馬ふん堆肥」、有機肥料は「花ごころ特選有機バラの肥料」です。
穴の中に堆肥と有機肥料を入れます。
茶色いのが馬ふんです。この馬ふんはサラサラしていて匂いもあまりないので扱いやすく愛用しています。その上の白っぽいのが有機肥料です。
上から庭の土を被せます。この後たっぷり水を与えて終了です。
「ダフネ」は強いバラです。花つきも花持ちも良いので、いつも花が咲いているように見えます。ロサ・オリエンティスの最近のバラは薬剤散布をほとんどしなくてもよいものが多くなっていますね。毎シーズン、耐病性の高い新品種のバラが発表されています。「ダフネ」は最近発表の最新のバラには劣りますが、それでも十分、耐病性の高いバラだと思います。花の形も色も可愛らしいので、春が待ち遠しいです。
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