アブラハムダービーはカタログ落ちしたイングリッシュローズです。最新品種のバラに比べると耐病性は落ちますが、樹勢が強く育てやすいバラです
5月上旬〜一番花の開花
5月に入ってすぐ、最高気温23度くらいの過ごしやすい日
アブラハムダービーの蕾

開いてきました
内側がピンクで外側はオレンジ色

開くとこんな感じ

花が重くてうなだれるだけでなく、枝ごと下まで落ちてきます

下から見上げるとこう

枝がクネクネです

枝が暴れるってこういうことを言うのでしょうか
大暴れです

花はきれい

独特の色合い

強香です
前を通っただけでフルーツのような香りが漂います

数日後にはこんなになってしまいます
写真下の方は咲き進んだ淡いピンク色の花

5月中旬
日中の気温は27度くらいと少し暑くなってきて、花も痛みがちです

すぐに色が抜けてしまう

まだ色が抜けていない花
俯いて咲くので下から見上げて

6月中旬〜二番花の開花
雨の中のアブラハムダービー
支柱を立てないと地面に寝てしまう
左隣はフレーズ、右はエマブリッジウォーター

二番花が開花しました

これは挿木から育てた株
アブラハムダービーは一番好きなバラなので5株植えています
左の白い花は一年草のオルレア、右の小さな紫は宿根草のサルビアファリナセア

もうすぐ開花

数日後、急に37度近い気温になってしまいました
まだ6月なのに

新しい蕾

次の日も37度
せっかく咲いてくれたけど、こう暑いとすぐに花が傷んでしまう

こちらの株は蕾がたくさん

奥に見えるのはフレーズの二番花


6月下旬
30度を超える暑さの中
ピンク味の強い花色

どうしても枝が下へ垂れてしまう


これはまた違うアブラハムダービーの株ですが、やっぱり同時期に花が咲きますね

地面近くで咲いてしまう花



まだ葉に黒星病が出ていません
「まだ」と言うのは絶対に黒星病になるからです

花もちが悪くすぐに散ってしまう

気温が高いせいか花弁が傷みやすい

数日後に雨が降ってこんな感じに

雨があがったら花弁がこんなになってしまって

最近は暑くて雨も降ってすぐに花弁が傷んでしまうので、切って飾ることにしました
右の濃いピンクはフレーズ

左上の淡いピンクはマリーヌ
手前2つがアブラハムダービー

アブラハムダービーはカタログ落ちしたイングリッシュローズなので手に入れるのは困難です。最近の新しい品種のバラに比べると耐病性が落ちますが、強健で育てやすく、魅了的なバラです。
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