開花期間の長い葉牡丹とビオラを使った小さめのリースをご紹介します。小さくて軽いので、どんな場所にでも気軽に飾っていただけます。イベントの多い冬から春にかけて、水やりの手間だけで、美しい花を咲かせ続けてくれます。
用意するもの
- ハンギングバスケットリース
今回は小さめのリースを使います。幅が約22〜23センチのリースだと、3号ポットの苗が7〜10ポット必要になります。今回はバコパとビオラにボリュームがあったので、全部で8ポット使いました。
- ハンギングバスケット用培養土
培養土は軽くて保水力のある、ハンギングバスケット用の土を使います。
- 水苔
リースの表面を覆うために用います。
- 葉牡丹「フレアホワイト」4ポット
強健で初心者でも育てやすく、冬から春にかけて色づきます。いろいろな種類がありますが、今回は白いバラの花のような「フレアホワイト」を使います。
- バコパ「スコーピア」1ポット
常緑生の多年草です。冬の間も緑色の葉を保ちます。樹高は10~20cm程度ですが、枝垂れさせると30cm以上になるので、寄せ植えやハンギングバスケットには最適です。
- ビオラ1ポット
冬から春にかけて長く咲く1年草です。いろいろな種類があります。
- リシマキア1ポット
強健で育てやすいリーフプランツです。耐寒性が強いです。
乾燥するほど黄色に、湿度が高くなるほど緑が濃くなります。
- アリッサム1ポット
白い小花が寄せ植えやハンギングバスケットでは重宝します。強健で開花期間が長く、春になると花数が一気に増えます。
作り方
①水苔と培養土を湿らせる
水苔は乾燥した状態で売られているので、使う前に水で戻します。十分に水を含んだら、水を絞ります。
培養土はハンギングバスケット用の軽くて保水力が高いものを用意します。ふわふわの軽い土なので、使う前に水を含ませます。
②苗をポットから出し、余分な土を落とす
苗をポットから出し、手で土を揉んで、ほぐします。ここで土を落とさないまま植え込むと、リースが重くなってしまいます。
葉牡丹は重い土をしっかり掴んでいるため、ゆっくり丁寧にほぐして土を落としていきます。
③リースに培養土を敷く
リース型に培養土を敷きます。リースの高さの約3分の1くらいの深さまで土を入れます。
④苗を植え込む
メインとなる葉牡丹をまずリースに入れ、他の苗も並べてバランスを見ます。
バコパが下を向いてしまっているので、もう少しリースの内側に植えることにします。また、葉牡丹の向きも整えます。
苗を植え終えたら、リースの内側と外側からそれぞれ土を足し、隙間を埋めていきます。
⑤土の表面を水苔で覆う
リースの内側と外側から、少しずつ水苔を土の上に被せていきます。こうすることで、土の乾燥と落下を防ぎます。ギュッギュっと指で押し込むようにして、土の表面が見えなくなるようにします。
完成です。ビオラとバコパはこれからもっと成長して花数が増えます。
⑥水を与える
水は、リースを水平にした状態で、リースの内側と外側から少しずつ与えます。リースの上になる部分は特に乾燥するので、しっかり水を与えます。
葉牡丹とビオラの小さなリースはいかがでしたでしょうか?日陰に飾る場合は、天気の良い日の午前中に日当たりの良い場所に移動させ、数時間日光に当ててください。あとは数日に一度水やりをし、たまに液肥を与えるだけで、春まで美しい花を咲かせてくれます。
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